女性と性的関係を持つことで現金収入が得られると錯覚させるメール広告を出したとして、愛知県警は18日、東京都の出会い系サイト運営会社役員ら6人を特定商取引法違反(誇大広告など)の疑いで逮捕し、発表した。いずれも容疑を否認している。 県警によると、逮捕されたのは東京都豊島区の出会い系サイト運営会社長小林慎也(30)ら6容疑者。逮捕容疑は、2011年7月、名古屋市西区の男性(49)の携帯電話に「高級女性様との割り切り契約をお願いします」「女性様からの謝礼金は1回50万円以上のお支払いが最低ライン」と誇大な電子メール広告を出したというもの。 送られたメールから会員登録した人に、女性のプロフィルや写真を閲覧するごとに130〜1300円が課金されるシステムで、09年8月〜11年12月で約1億500万円を売り上げていたという。名簿屋から1億アドレス以上を購入していたという。