紙の雑誌は、販売部数が昨年よりも4300万部減。ピーク時の三分の一にまで減少し、4億部を割りました。 対して、単行本は電子を合わせると過去最高の売上。 一体どうなってしまうのか。 ということで、出版月報2015年2月号、特集「コミック市場2014」に掲載されたデータなどより。 2014年の簡単なまとめ 紙では、雑誌・単行本を合わせた販売金額は、3569億円で1986年頃と同水準。 紙の漫画雑誌の販売部数は、3億9755万部。19年連続のマイナスで、ピーク時*1の1/3。 銘柄数も減ってる。下げ止まらない。 ついに、単行本の販売部数が雑誌を抜いた。 単行本の販売金額は、紙だけ見れば微増だが、電子市場の伸びが大きい 単行本の点数は過去最高の1万2700点。月に1060冊もの単行本が出てる。 電子コミックスは2005年〜2013年まで伸び続けていて、*2推定900億円超え。紙:電子は、5:2。