宇宙航空研究開発機構は9日、金星探査機「あかつき」の主エンジンを7日に試験噴射させた結果、推進力が予想の約9分の1まで低下していたと発表した。
宇宙航空研究開発機構は9日、金星探査機「あかつき」の主エンジンを7日に試験噴射させた結果、推進力が予想の約9分の1まで低下していたと発表した。
宇宙航空研究開発機構は、国際宇宙ステーション(ISS)に滞在している宇宙飛行士の古川聡さん(47)が撮影した台風12号の画像を公開した。 古川さんは日本時間8月31日正午ごろ、東南アジアの上空約400キロ・メートルからハイビジョンカメラで撮影した。台風の目を中心に、巨大な雲の渦巻きが太平洋上を覆っている様子が写っている。
記者会見で質問に答える宇宙飛行士の山崎直子さん(31日午前10時4分、東京・千代田区で)=池谷美帆撮影 宇宙飛行士を引退することになった山崎直子さん(40)が31日、東京都内で記者会見を開き、現在の心境を語った。 山崎さんは同日付で宇宙航空研究開発機構を退職。10月に第2子を出産した後、当面は育児に専念し、将来は宇宙教育などの分野で活動していきたいとしている。 宇宙飛行士の訓練には年間3000万円近くかかり、これまで宇宙機構の宇宙飛行士はその経験を生かして後進の指導などに当たるのが一般的。早期に引退するのは異例の事態だ。 山崎さんはこの日、出産を控えた大きなおなかで記者会見に臨み、「再び10年訓練を続けて宇宙へ行ってできることと、新しい道を比べ、退職を決断した」と、引退理由を説明。今後は、「宇宙飛行が身近になるよう、宇宙機構の外部から宇宙開発のすそ野を広げていきたい」と語った。
【モスクワ共同】ロシア主要メディアなどによると、18日にカザフスタンのバイコヌール宇宙基地からロシアのロケットで打ち上げた同国の人工衛星が交信を絶ち、行方不明になった。ロシア宇宙産業筋は、衛星は当初の計画とは違う地球に近い軌道上にあるとしている。事故原因は調査中。 米スペースシャトルなき後、ロシアは日米欧などが運用する国際宇宙ステーションへの運搬手段を独占、宇宙ビジネスを産業の柱として発展させる方針だが、昨年12月の測位システム用人工衛星の打ち上げ失敗に続く今回の失態は「大きな打撃」(欧州メディア)になりそうだ。 衛星は旧ソ連諸国をカバーする放送・通信衛星。ロケットは正常に離陸したが、衛星を軌道に投入するための最終段階にトラブルが発生、その後、同衛星と交信できなくなった。 衛星は欧州航空機大手エアバス社系企業とロシア側が約2億4200万ドル(約185億円)を掛け共同開発した。
米航空宇宙局(NASA)は、国際宇宙ステーション(ISS)から撮影したペルセウス座流星群の写真を公開した。 流れ星を宇宙から見下ろす角度でとらえた写真は珍しいという。 古川聡さんらと一緒にISSに長期滞在中の米国のロン・ギャラン宇宙飛行士が13日、毎年8月に到来する同流星群を撮影した。写真には、地球表面の大気に突入する際に明るく輝く流れ星が写っている。
米航空宇宙局(NASA)は8日午前11時半前(日本時間9日午前0時半前)、最後の米スペースシャトルとなる「アトランティス」を、米フロリダ州のケネディ宇宙センターから打ち上げた。 NASAによると、アトランティスは、予定の軌道に入り、打ち上げは成功した。 この飛行を最後に、世界の有人宇宙開発を30年間支えてきたシャトル計画は幕を下ろす。
米ボーイング社が開発中の宇宙船「CST―100」の模型。カプセル型宇宙船を二つに割って展示された(フロリダ州ケネディ宇宙センターで)=山田哲朗撮影 【ケネディ宇宙センター(米フロリダ州)=本間雅江】30年に及ぶスペースシャトル計画の最終飛行となる「アトランティス」の打ち上げを2日後に控え、シャトル後継機の宇宙船やロケットが6日、ケネディ宇宙センターなどで公開された。 昨年末に打ち上げられ、地球の軌道を周回して帰還に成功した無人宇宙船「ドラゴン」、ドラゴンを打ち上げたロケット「ファルコン9」は、米スペースX社が製造。ドラゴンは国際宇宙ステーション(ISS)への人員や物資の輸送を担い、3000~6000キロ・グラムを輸送できる。 ボーイング社は、開発中の有人宇宙船「CST―100」の実物大模型を公開した。アポロ宇宙船に似た形のカプセル型で7人乗り。打ち上げ後、約9時間でISSに到着する設計。2
(独)宇宙航空研究開発機構「以下、JAXA」は、降水量、水蒸気量、海洋上の風速や海面水温、陸域の水分量、海氷の面積、積雪深度などの観測を目的とした「第一期水循環変動観測衛星 (GCOM-W1:Global Change Observation Mission 1st - Water」を平成23年度に打ち上げます。 この衛星に対して広く皆様に親しみを持っていただくため、衛星の愛称を募集いたしますのでお知らせいたします。 【概要】 募集期間 平成23年7月1日(金)10:00~ 8月31日(水) 17:00 (日本時間) (はがきの場合は、8月31日(水)の消印有効) 応募方法 インターネット又ははがきによる応募、JAXAの各事業所(一部除く)で直接応募できます。 (募集サイト:https://www.gcom-w1-campaign.jp/) 選考 応募愛称の中から原則として応募最上位のもの
宇宙航空研究開発機構は13日、昨年6月13日に地球に帰還した小惑星探査機「はやぶさ」が、「世界で初めて小惑星から物質を持ち帰った探査機」としてギネスに認定されたと発表した。ギネス認定が発表された同日は、「はやぶさ」が地球に帰還してからちょうど1年となる。 「はやぶさ」は2003年5月に打ち上げられ、小惑星「イトカワ」でサンプル採取作業を行った後、地球に帰還。 また「はやぶさ」プロジェクトチームは、5月20日に米国アラバマ州で開催された「第30回国際宇宙開発会議」にて、フォン・ブラウン賞を受賞している。受賞理由は、「初の太陽周回天体表面への往復と試料の帰還」に成功したためだという。 《RBB TODAY》
月面を通過する国際宇宙ステーション(秒9コマで撮影した画像28枚を合成)(13日午後7時56分、東京・府中市で)=多田貫司撮影 古川聡さん(47)が長期滞在中の国際宇宙ステーション(ISS)が月を横切る様子が13日夜、東京・府中市で観測された。 あいにくの梅雨空で雲が多かったが、ISSの出現予想時間の約30分前から、雲越しに月が見え始めた。金星ほどの明るさのISSは月を横切る約1分前に南東の空に出現、月の右から左へとゆっくりと通過していった。その後は雲がかかり、ISSは月から離れて約30秒後に見えなくなった。 宇宙航空研究開発機構によると、今週は国内各地でISSが見られる機会が多く、天気が良ければ14日午後8時20分過ぎに全国で見ることができるという。
古川聡さん(47)ら日米ロの3飛行士が搭乗するソユーズ宇宙船は10日午前1時18分(日本時間同6時18分)、国際宇宙ステーション(ISS)に南大西洋上空でドッキングした。ソユーズの気密性などの確認後、古川さんらはISSに入室し、約5カ月半の長期滞在が始まる。 古川さんは今回が初飛行。日本人のISS長期滞在は2009年3〜7月の若田光一さん(47)、同年12月〜10年6月の野口聡一さん(46)に続き3人目。 ソユーズは完全自動操縦でISSに接近、ドッキングした。古川さんらは入室後、モスクワ近郊の飛行管制センターの家族らと交信する。 古川さんは、無重力状態での植物の成長やたんぱく質生成など多くの科学実験を行う。また医師の経験を生かし、宇宙での診療システムの検証実験に参加。自身の脳波や心拍音などを調べて即診断し、飛行士の今後の健康管理に生かす。 古川さんは今年11月16日、地球に帰還する
【モスクワ大前仁】古川聡宇宙飛行士(47)が乗り組んだロシアの宇宙船「ソユーズTMA02M」は日本時間10日午前6時18分、国際宇宙ステーション(ISS)にドッキングした。古川さんら3飛行士は、ISSに滞在中の3人と合流し、11月下旬までのISSでの生活が始まる。 日本人飛行士のISS長期滞在は、09年の若田光一さん(47)、09~10年の野口聡一さん(46)に続き3人目。医師免許を持つ古川さんは滞在中、宇宙に長期滞在することが人体に与える影響を調べる「宇宙医学」の実験を担当。ISSの維持管理のほか、7月に予定される米スペースシャトルの最終飛行をISSで見守る。また、毎日新聞の「臨時ISS宇宙支局長」として宇宙から情報発信する。
国際宇宙ステーション(ISS)に5カ月半滞在する古川聡さん(47)ら3人の飛行士を乗せたロシアの宇宙船ソユーズが8日午前2時12分(日本時間同5時12分)、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打ち上げられた。訓練を始めて12年目の初飛行。宇宙に長期滞在する日本人としては3人目だ。 ソユーズには、ロシアの司令官(船長)と米国の飛行士と搭乗した。古川さんは船長補佐のほか、医師の経験を生かし、病人などが出た際の診断や応急処置の任務を負う。 打ち上げ約9分後に、地球から約200キロの高さの軌道に入り、ロケットから宇宙船が切り離されて打ち上げは成功した。今後、高度約400キロの軌道にいるISSに徐々に近づき、10日に到着する予定。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く