はじめに CPUのメニーコア化が止まらない。CPUクロックを上げての性能向上が難しくなったので、各CPUメーカは、メニーコア化で性能を上げる方向を模索している。 ARMはそのような競争のフロントランナーを務めている。 例えば、64coreのserver用ARMプロセッサーなどが出てきている。 そのような中で、Packetという会社が、東京リージョンで、ARM 96コアのクラウドサービスを始めたので、実際メニーコアがどのような性能が出るか試してみた。今までも、東京リージョン以外でARM coreを利用したクラウドサービスはあったが、ヨーロッパなどで、レイテンシが大きくて、使いにくかった。 使用マシン 今回使用したのは、Packetという会社のARMサーバクラウドサービス。ベアメタルで、96コアのマシンを一時間0.5ドルで利用できる。 サーバの性能はこんな感じだ ARMv8 96core 12