コロナ禍を契機としたテレワークやクラウド利用の拡大など、デジタル化は一気に広がっているかのように見える。しかし肝心なのはデジタル化が広がることではなく、誰もがデジタル化のメリットを享受することだ。実際には「デジタルが苦手」という人たちが多数存在する。そんな中、誰にとっても利用しやすいデジタルの普及を目指して「日本デジタルアダプション協会」が発足した。その狙いはどこにあり、どんな活動をしていくのか、話を聞いた。 デジタル化が広がる一方で 「使いこなせない」現状も 「デジタルアダプション」という言葉が、最近日本国内で使われようになってきた。デジタルアダプションは「デジタルの利活用・定着」と訳され、「ユーザーが新しいテクノロジー(ソフトウエアプロダクト、アプリ、ウェブサイトなど)を最大限に活用し、デジタルプロセスやソリューションから最大の価値を引き出すことを学ぶプロセス」と定義される。2022年
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