世界の多くの言語は日本語と同じです。英語のように常に主語を表示しないと文型がくずれて、文意を損なう言語のほうがむしろ少数派です。 だから、朝鮮語韓国語、モンゴル語、満州語、トルコ語(およびウイグル語、カザフ語なども)はもちろん、サンスクリット、ヒンディー語、インドネシア語、チベット語、ペルシア語、中国語も主語なし文は普通です。 ヨーロッパでも、日本語と同じ主語目的語動詞の語順をとるラテン語、ギリシャ語などは主語がないほうが普通、現代語でもスペイン語、イタリア語などは主語なし文が普通。ロシア語なども主語省略文が多いです。 フランス語や北欧語は、英語並みに語順が限定されるため、主語が必要になります。 日本語以外にも、モンゴル語、満州語、韓国語など、人称語尾がなくても主語なしの言語も多いです。 だから、英語以外で主語が省略できない言語はどんなのがあるか、ときいたほうがいいくらいです。