8日、河南省文物局の孫英民報道官は、中国最古の長城と見られる「楚の長城」の現存部分を確認したと発表した。写真は07年11月に河南省平頂山葉県で確認された「楚の長城」。 2010年3月8日、河南省文物局の孫英民(ソン・インミン)報道官は、中国最古の「長城」と見られる「楚の長城」の現存部分を確認したと発表した。9日付で新華網が伝えた。 【その他の写真】 08年から始まった河南省文物考古研究所の調査で確認された。調査の結果、同省内に築かれた「楚の長城」は全長137.22km。現存するのは30.51km、自然の断崖を利用した部分は81.34kmで、これまでに25.37kmが消失したことが判明した。 「楚の長城」は約2700年前、秦の始皇帝が建造した長城より前に築かれたもので、中国最古の長城と見られている。(翻訳・編集/NN)