サイバーエージェントでは、IR目的でより深く会社について知ってもらうための統合報告書を公開している。 2018年から作り始めて3作目になるが、2019年には「デザイン性が高い」とTwitter上で70,000RTもされ、昨年2020年も「今年もすごすぎる」「毎年このレベルを作れるのすごい」と引き続きポジティブな反響があり、当初の目的以上に会社を知ってもらうきっかけになった。 「綺麗」「分かりやすい」といった声を多くいただいた統合報告書だが、本記事ではその制作工程から「美しい資料作り」のコツを紐解いていく。 「ニューノーマル」な統合報告書を目指してスタート 統合報告書の作成は「投資家に向けた年次レポート」であるという前提のもと、国際統合報告評議会(IIRC)や経産省が発行している掲載ガイドラインをクリアする必要があり、これを踏まえたうえで「サイバーエージェント」への理解を深めるためていただく