もともとこの『トワイライトプリンセス』は、 2005年の年末発売を予定していたのですが、 完成に向けての追い込みに入ろうという時期になって 発売時期を1年延期することに決めました。 この決定は、現場のみなさんにとっては、 目前に迫っていたゴールが延びることでもあるわけで、 さらにWii版も開発するという課題も増えましたし、 いろんな苦労があったと思うんです。 そこで、1年の発売延期をどのように感じたか、 延びた期間がどう影響したかということを 教えていただけますでしょうか。 じゃあ、まず、尾山さんから。 延期が決まったときは、 詰め切れていないところをまだ作り込める、 というホッとした部分と、 もう1年やらなきゃいけないという部分があって、 どっちの比率が高かったかというと やはり「もっと作れる」という うれしい気持ちのほうが圧倒的に大きかったですね。 やはり、2004年のE3ではじめて