カリフォルニア州サンノゼ発--検索キーワードなどの情報提出をめぐって米司法省とGoogleが争っている問題で、米国時間14日に当地の連邦地裁で聴聞会が開かれたが、これに出席した判事は、Googleの持つ膨大な検索関連データの一部を提出するよう求める司法省の要請を、少なくとも部分的に認めるとした。 米連邦地方裁のJames Ware判事は、自らに「早急に」判断を明らかにする意向があり、また司法省に対して、Googleがインデックス化しているウェブサイト情報の一部閲覧を認めるかもしれないとした。ただしユーザーが検索に使ったキーワードは対象から除かれるという。 Ware判事は、米司法省の要求すべてを認めることについては消極的だと述べ、その理由として、Google.comでキーワードを入力するとそれが「政府の調査の対象になる」とユーザーが考えかねない点を挙げた。 米司法省は1月18日、Ware判事