ユタ州の環境保護論者、カリフォルニア州の数学の奇才、メリーランド州の遺伝学者志望の学生の共通点は何か。 彼らが3人とも大学進学適性試験(SAT)で高得点をマークしたことは確かだが、彼らは2006年のIntel Science Talent Search(STS)コンテンストの受賞者でもある。STSは、科学の分野で秀逸な研究を行った高校の最上級生を表彰する毎年恒例の権威あるコンテストだ。受賞者には、総額53万ドルの奨学金が送られる。過去の受賞者からは、ノーベル賞受賞者が6人、卓越した実績をあげた若手数学者に送られるフィールズ賞の受賞者が2人、マッカーサー財団の奨励金の受領者が数名生まれた。マイクロプロセッサの共同発明者の1人であるMarcian "Ted" HoffもSTSの受賞者だ。 米国時間3月14日に開催されたコンテストでは、ユタ州ハイランド在住のShannon Babb(18歳)が、