米Evans Dataが,欧州/中東/アフリカ(EMEA)におけるITシステム開発に関する調査結果を米国時間8月3日に発表した。それによると,2005年春の時点で,PHP,Perl,Pythonといういわゆる“P言語”を使用する開発者の数が前年に比べ大幅に減ったという。 前年の同時期と比べた場合,開発者の減少率はPHPが25%,Perlが20%以上,Pythonが25%でいずれも2ケタ減だった。「それぞれの言語を今後の開発作業で使わないつもり」という開発者は,PHPが40%弱増,Perlが20%増,Pythonが17%増となった。 Evans Data社COOのJohn Andrews氏は「全体としてPHP,Perl,Pythonの利用は1~2年前にピークとなり,多くの要因で減少が始まっていた」とみる。「減少のペースは,EMEAとアジア太平洋地域の方が北米よりも速い。P言語離れの主要因の1
ブラウザとWebサーバの組み合わせで作られる、いわゆるWebアプリケーションの開発が盛んだ。それまでのクライアント/サーバ・システムにおいて悩みの種だった新バージョンの配布や保守の問題が解決され、システム管理者が楽になったのが理由であるといわれている。しかし、クライアント/サーバ・システムを開発していた開発者にとっては、Webは非常にシステムを作りにくい環境だった。貧弱な機能しか持たないブラウザと、単純なデータしか送信できないプロトコルを利用して、これまでどおりのLook and Feelのアプリケーションを作れというのだ。どだい無理な話である。 だが、開発者には味方がいた。開発ツール・ベンダである。開発ツール・ベンダは、Webアプリケーション開発者が悩んでいるのをビジネス・チャンスと考えた。その結果、さまざまなWebアプリケーションの開発環境が作られた。それらすべての開発環境に共通してい
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く