サイボウズは9月15日に記者説明会を開催し、50人以下の中小企業向けに業務アプリケーションをSaaS(サービスとしてのソフトウェア)で提供するサービスを開発したと発表した。10月中に提供を開始する。 新サービスの名称は「サイボウズ かんたん SaaS」。これは社員名簿や日報、売り上げ情報、インフルエンザの感染状況の確認といった用途で使う業務アプリケーションをネットワーク経由で提供するもの。「10秒で分かる業務アプリケーションの提供」を掲げ、ユーザー企業によるカスタマイズを発生させないようにアプリケーションを設計。部門のシステム管理者だけでなく、現場の担当者でも簡単に導入できるように作り込んだ。 特徴は、使える業務アプリケーションが毎月増えていく点。サイボウズが独自に機能を追加していくほか、パートナー企業を募り、会計や建設、製造業といった専門のノウハウを持つ他社の業務アプリケーションも併せて
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