印刷 運転を取りやめる小田急電鉄の「小田急 F―Train」 小田急電鉄は22日、「ドラえもん」など漫画家藤子・F・不二雄さんのキャラクターで車両を飾ったラッピング列車が、東京都屋外広告物条例に違反していたと発表した。10月から運転を取りやめるという。 列車は10両編成の車両の外側に、ドラえもんやパーマン、キテレツ大百科など10作品のキャラクターが描かれたシートが前面と左右両面に貼られている。小田急線全線で8月3日から、1列車を運行していた。 都によると、商業広告でなくても、絵や商標、シンボルマークも「屋外広告物」に該当する。事前に都に申請し、許可を得る必要があるが、小田急は申請手続きをしていなかった。また、条例では車体の外側を利用する場合、広告の面積が全体の10分の1以下になるよう決めているが、キャラクターや虹などの絵はシート全面に描かれていた。 続きは朝日新聞デジタルでご覧いただ