米連邦通信委員会(FCC)と米無線通信業界団体のCTIAは4月10日(現地時間)、スマートフォンの盗難抑止と消費者の個人情報保護を目的とした取り組みを発表した。 CTIAのメンバーであるAT&T、T-Mobile、Verizon、Sprintが、盗まれたスマートフォンのデータベースを向こう半年間で構築し、盗難品の再利用をブロックするために活用する。データベースには盗難に遭ったユーザーからの報告に基づいて、一意なGSM番号を登録する。LTE番号にも対応し、2013年11月30日には4社共通のデータベースを完成させる計画だ。上記の4社は、米国でのスマートフォンの9割を提供している。 スマートフォンメーカー各社は、12月31日までに製品購入者に紙あるいはオンラインで端末のパスワードロックの方法を明示するようにし、2013年4月までに、端末のアクティベーションの際にロック方法をユーザーに知らせる機