会社の環境でコンシューマーサービスを管理するのは、困難なこともある。だが米Appleのモバイルデバイス管理(MDM)用API(MDM API)を利用すれば、従業員のiOS端末からAppleのクラウドサービス「iCloud」へのアクセスをIT部門が管理できる。 iCloudは、iOS端末とMacintoshのユーザーが自動的にバックアップを取得したり、複数の端末からデータへアクセスしたりできる便利なサービスだ。だがこれらは管理者にとって、従業員に最もしてもらいたくないことでもある。 関連記事 Apple「iOS 6」のiCloud強化に頭を抱える企業ユーザー トラブル続きのAppleクラウド「MobileMe」「iCloud」はなぜ信頼される? IT部門が押さえておきたいiCloudのセキュリティリスク iPadやiPhoneからiCloudへのアクセスを制限するためには、MDM製品が必要だ