BEA Systemsが、仮想化技術に対応したJavaアプリケーションサーバの新バージョンを開発した。新版では、オペレーティングシステムを必要としないアプローチが採用されている。 同社は、今週から北京で開催する顧客向けカンファレンスで、「WebLogic Server Virtual Edition」と呼ばれる同新製品と、管理アプリケーションなどの関連製品を発表した。 WebLogic Serverは、大規模なウェブサイトなどのJavaプログラムを動かすのに用いる、Javaアプリケーションサーバだ。VMwareの仮想化ソフトウェアの核であるhypervisor上で動作するよう設計されている点で、この仮想版は従来のBEA製品と大きく異なっている。 一部の仮想化ソフトウェアでは、ソフトウェアパッケージの複数のインスタンスを1台のコンピュータ上で稼働させるhypervisorが利用されている。