今年のプロ野球ドラフト会議の1位指名候補、花巻東高校の大谷翔平投手(18)が21日、岩手県花巻市の同校で記者会見し、米大リーグ挑戦を表明した。ドラフト候補の高校生が国内球団を経ずにメジャーに挑むのは初めて。 大谷投手は身長193センチの大型右腕。2年夏と3年春に甲子園に出場した。今夏は岩手大会の決勝で敗れたが、準決勝で高校生では最速の160キロを計測した。 国内球団だけでなく、大リーグ球団の評価も高く、これまで、ドジャース、レンジャーズ、レッドソックスの3球団と面談。国内かメジャーか進路に注目が集まっていた。