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2019年6月4日のブックマーク (5件)

  • これからの校則の話をしよう/山本宏樹 - SYNODOS

    2018年、日教育界で「ブラック校則」を追放しようという機運が高まりました。「ブラック校則」とは「一般社会から見れば明らかにおかしい校則や生徒心得、学校独自ルールなどの総称」のことです(注1)。 この問題が社会から注目を浴びたきっかけは2017年9月の黒髪染髪訴訟でした。これは大阪府の公立高校に通う女子生徒が、生まれつき茶色の髪を黒く染めるよう何度も強要されたことで精神的苦痛を受けたとして、大阪府を相手に損害賠償訴訟を起こしたものです。 報道によれば、女子生徒は4日に1度の頻度で注意を受け、文化祭や修学旅行への参加も拒否されたことで、過呼吸症状となって不登校を余儀なくされたとのこと。この件をめぐってはツイッターなどのSNSで人権侵害との批判が相次ぎ、英BBC放送や米TIME誌など海外メディアにも取り上げられるなど大きな社会的反響がありました(注2)。 事件を受けて、12月には評論家の荻

    これからの校則の話をしよう/山本宏樹 - SYNODOS
  • 劉慈欣の話題の『三体』と「暗い森」になりつつあるインターネット - YAMDAS現更新履歴

    The Dark Forest Theory of the Internet - OneZero kottke.org 経由で知った文章だが、面白かった。 Kickstarter の共同創業者の Yancey Strickler が、Medium が今年になって開始したテクノロジーと科学をテーマにした OneZero に寄稿した文章だが、彼がそこで最初に持ち出すのは、中国国でベストセラーになっただけに留まらず、アジア人初のヒューゴー賞受賞となるなど欧米でも高く評価されている劉慈欣『三体』である。 そう、7月に大森望さんらの翻訳で訳書が出る、今から話題のだ!(別にステマじゃないよ) 三体 作者:劉 慈欣早川書房Amazon 正確に言えば、『三体』三部作で披露される「宇宙の暗い森理論(the dark forest theory of the universe)」なのだが、それは地球から宇

    劉慈欣の話題の『三体』と「暗い森」になりつつあるインターネット - YAMDAS現更新履歴
    namawakari
    namawakari 2019/06/04
    “「歴史は繰り返さず、韻を踏む(History doesn’t repeat itself, but it does rhyme.)」というマーク・トウェインの言葉を思い出してしまう。ただ反復しているわけではないんですね。”
  • 再度再掲 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    なにやら某方面が炎上しているらしいですが、そもそも論は先日再掲したこれの通りであり、雇用契約の限定と無限定のトレードオフの問題。 http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2019/05/post-c39e06.html(「ジョブ型正社員」をめぐる錯綜@『労働調査』2013年8月号 ) 筆者はこのように職務も労働時間も勤務場所も契約で限定されておらず、無限定、すなわち使用者の命令でいくらでも変えられてしまうようなあり方を「メンバーシップ型」雇用契約と呼び、欧米で一般的な職務も労働時間も勤務場所も限定されている「ジョブ型」雇用契約と対比した(『新しい労働社会』(岩波新書)、『日の雇用と労働法』(日経文庫))。メンバーシップ型正社員には、職務限定の権利もなければ(日産自動車村山工場事件最高裁判決)、時間外労働拒否の権利もなく(日立製作所武蔵工場事件

    再度再掲 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    namawakari
    namawakari 2019/06/04
    “欧米の労働組合から見れば信じがたいような無権利状態の受け入れと引き替えにメンバーシップ型正社員が獲得したのは、欧米であれば一番正当な解雇理由とされる経営上の理由による整理解雇への制約”
  • はてな界隈で人気があったガメ・オベール氏という人物が、何をきっかけに失墜していったかをふりかえる - 法華狼の日記

    そういえば珍しく巻末に参考文献を載せていない「歴史」があって、それでウソがばれた出来事があったね - 法華狼の日記 上記エントリで思い出したガメ・オベール氏が、id:Apeman氏に批判されるようになった経緯を歪曲しているようなので、2010年の当時に私が見ていた順序を紹介しておく。 実はアホらしいので一度もちゃんと見た事がなかったが、能川元一の悪あがきにつられてボーフラみたいに浮き上がってきた厚顔はてな人を見ると、 ゴボウ裁判記録はない→なぜならガメオベールはニセガイジンだから→ニセガイジンである証拠は能川元一が断定していたから、という事かな?— James F. (@gamayauber01) 2019年5月28日 実はアホらしいので一度もちゃんと見た事がなかったが、能川元一の悪あがきにつられてボーフラみたいに浮き上がってきた厚顔はてな人を見ると、 ゴボウ裁判記録はない→なぜならガ

    はてな界隈で人気があったガメ・オベール氏という人物が、何をきっかけに失墜していったかをふりかえる - 法華狼の日記
  • 『主戦場』を見た後に - 過ぎ去ろうとしない過去

    軍「慰安婦」問題を描いたドキュメンタリー映画『主戦場』(ミキ・デザキ監督)が評判となっている。上映している場所が少ない(関東では2館。私が見てきた5月上旬の段階では1館)こともあるが、常に満席。事前予約は必須で、平日の午前中ならばなんとかなるだろうと当日訪れた私は、後日に出直しを迫られた。 映画は、「慰安婦」に対する「支援派」と「否定派」、のインタビュー映像が交互に繰り返されることによって進んでいく。しかし、「否定派」の議論の稚拙さがすぐに明らかになる。誘導によってではない。かれらはカメラに向かってほとんど無防備に、普段から自分たちが主張していることを、主張している通りに喋る。だがその主張は、その後の「支援派」の主張やナレーションによって直ちに否定される。主張のそれ以外は、議論の余地なく嫌悪感をもよおすような、差別、明白なウソ、陰謀論である。 この映画は双方の議論について、いわゆる「両

    『主戦場』を見た後に - 過ぎ去ろうとしない過去