パソコンユーザーのためのDRAM入門 目次 Part 1 : パソコンにおけるDRAM、DRAMの構造 Part 2(本記事) : 制御、パッケージ Part 3 : GHzへの挑戦、PCB Part 4(準備中) : マルチチャンネル、規格、未来 Part 2があまりに肥大化したため、Part 2とPart 3に分割した。そのせいで若干Part 2が寂しい感じになってしまったが許せ。 Part 1 おさらい まず、多くの人にPart 1を読んでいただいたことを感謝したい。Qiitaはソフトウェアの話題が多い中で、このようなゴリゴリのハードウェア、しかも半導体レベルの話題に興味を持っていただけたことは大変嬉しい。勢いで書いた拙い文章であるが、DRAMの話題を通して身近な半導体にさらに興味を持っていただけたらなと思う。(前半のバスの話が長すぎて、大事な後半読まれてない説が若干あるが(汗))と
パソコンユーザーのためのDRAM入門 目次 Part 1 : パソコンにおけるDRAM、DRAMの構造 Part 2 : 制御、パッケージ Part 3 : GHzへの挑戦、PCB Part 4(準備中) : マルチチャンネル、規格、未来 Part 2 おさらい Part 2の肥大化を抑えるために、Part 2ではDRAMチップの制御方法の大枠と、DRAMダイのパッケージングについてのみ触れた。そろそろ肉眼スケールの話に移りたいと飽き飽きする頃だろう。 そして、ついにPart 3で私達人間が日常的に触れられる物理スケールの話に移っていく。いよいよDIMMのご登場だ。ついにcmオーダーの話に突入だ。だが、ここには悪魔が潜んでいる…いや、もはや神と言っていいだろう。そう、電磁気のお時間が始まります。どんなにデジタルな数字を扱おうとも、その根源には物理法則があることを叩きつけてくる、それが現実の
By nera the photos コンピューターの演算処理をつかさどるCPU(Central Processing Unit)は、これまで日進月歩の進化を遂げてきました。スタンフォード大学のVLSI研究グループは、CPUの進化の歴史をさぐるべく過去40年間に登場したCPUをさまざまな角度から比較・分析しました。分析データから見えてくる「CPUの進化」の実態とはどういうものなのでしょうか。 CPU DB: Recording Microprocessor History - ACM Queue VLSI RESERCH GROUp - Stanford University http://vlsiweb.stanford.edu/ CPU DBは、スタンフォード大学のVLSI研究グループによってまとめられたCPUのデータベースであり、公称スペックやベンチマークなどCPUに関するあらゆる情
クローズアップ現代で「初音ミク特集」をやるらしく、番組のディレクター自らが捨て身で番宣をしている動画がYouTubeにアップされている。 2月28日(火)放送!「クローズアップ現代で初音ミク特集」 ところで、私も高校のとき(20数年前)に某社からとある麻雀ゲームをPCに移植できないかと言われて、それを検討するために音声合成のプログラムを書いたことがある。 当時、音声合成と言えばCSM音声合成(CSM = Composite Sinusoidal Modeling : 複合正弦波モデル)が主流だったと思う。当時ゲームアーツで働いていた三橋正邦氏が開発したCSM音声合成システムが特に有名だ。『シルフィード』(1986年)にはじまり、『ぎゅわんぶらあ自己中心派』(1987年)、『ゼリアード』(1987年)・『ヴェイグス』(1988年)といったゲームで採用されていた。*1 CSM音声合成自体は結構
2005年に東芝が製品化し、HDDの容量を一気に引き上げた「垂直磁気記録方式」をさらに上回る大容量を実現する記録方式をメーカー各社が模索する中、ついにHDDの記録容量を2倍以上に引き上げる新技術に実用化のメドが立ったことが報じられました。 asahi.com(朝日新聞社):パソコンなどの記録容量倍増 TDKがHDDで新技術 - ビジネス・経済 朝日新聞社の報道によると、HDDのヘッドなどを手がけている大手電子部品メーカーのTDKは、データ保存に使われるHDDの記録容量を2倍以上に引き上げる新技術を開発し、2012年末の量産化を目指すそうです。 報道では新たに開発された技術について「磁気ヘッドにレーザー光源をつけ、情報を書き込む直前にディスクにレーザーで熱を加えることで、情報が書き込みやすくなる」と解説されていますが、これはかねてから日立などが次世代の記録技術として開発してきた「熱アシスト方
九州工業大学の岸根順一郎准教授は、ハードディスクドライブ(HDD)など磁気記録媒体の情報量を無限大に増やせる可能性がある新しい物理現象を発見した。現在の記録媒体は「1」「0」という2種類の信号(ビット)で情報を蓄えるが、複数種類の信号で記録できるようになる。早期の実用化を目指す。ロシアの
昔々、アップルに、ジョブスとウォズニャックという二人のスティーブがいたころ、その主力商品はApple][ だった。 Apple][ は、当時のまだパソコンという存在のイメージが固まりきっていない時代のパソコン的な機械の中では、群を抜いて高性能で、色々な可能性を感じさせて、おしゃれな製品だった。虹色のリンゴマークはあこがれだったね。その感じは、今のiPhone やiPad に重なるところがある。 このApple][ で最高に素晴らしかったのは、ハードウェアもBIOSやOSのような根幹のソフトウェアもフルオープンに公開されていたことだ。今から思うと同人誌みたいな冊子で、それらの情報の書かれた本が色々売っていた。 だから、apple][上では、パソコンをただのおもちゃに過ぎなかった物から、仕事に使えるものに革新させるような、数々のイノベーションが起きた。最初の表計算ソフトビジカルクが作られ
仕分けから2週間ちょっと経って落ち着きつつあるが結局スパコンはどうなるんだろうか。著名人が反対声明を出せば見直されるという前例となっては何のために仕分けたか分からないし、まあしかし事業仕分けでは大事なことが何も論じられていない訳で、検討に必要な材料は整理しておく必要はあるかと。 満額復活が決まったわけではない 事業仕分けの結果を受けて行政刷新会議や国家戦略室が政治的に再検討することになっている。計画が原案通り復活するとも、何らかの見直しが入るとも、廃止するとも決まったわけではないと理解している。 NEC・日立が撤退した影響は限定的 ことLinpackベンチマークのTop 500で1位をとることに目標を限定すれば、ベクトル方式から撤退してスカラー型に絞ることはプラスに働くし、瞬間的に世界トップをとれる公算はそれなりにあるのではないか。しかし地球シミュレータで開発された気候変動計算アプリケーシ
ソニーは10月2日、電源コードを接続せずに離れた場所にある機器へ電力を供給できる「ワイヤレス給電システム」を開発したと発表した。60Wの電力を50cm離れた機器へワイヤレスで給電できるという。 ワイヤレス給電システムは、送電デバイスから供給された電力エネルギーが空間を介し、同じ周波数で共鳴している受電デバイスのみに伝播する磁界共鳴型の非接触給電技術を採用して実現したもの。 デバイス相互の位置関係がずれていても高効率の給電が可能になるほか、送電・受電デバイス間に金属があっても、その金属が熱くならないという特長を持つ。 ソニーでは、送電・受電デバイスと同じ周波数で共鳴するレピータデバイスを開発。これを送電・受電デバイス間に配置することで、給電効率を維持したまま、給電距離を50cmから80cmにまで伸ばすことにも成功している。 今後は、数cm以下から数10cm以上までの広い範囲、かつ小電力から大
2002年頃、とある雑誌でPlan 9の記事を6ページほど作ったことがある。冷静に考えると、とても流行するようには思えなかったのだが、私にはPlan 9はまぶしく輝いて見えた。それは紛れもなく未来のUNIXだったし、日々コンピュータやネットワークを利用する環境として、ぜひとも使いたいと思えるような機能が多くあった。 「Plan 9」(プラン・ナイン)はUNIXが生まれたベル研究所で、次世代UNIXとして開発されていた分散OSだ。UNIXやC言語を生み出したケン・トンプソン、デニス・リッチー、ロブ・パイクらのチームが、当時UNIXが抱えていた限界を打ち破るために、ネットワークやGUIを最初からUNIXの設計思想に基づいて取り入れた先進的なOSだった。それは、未来のUNIXとなるはずだった。 UNIXの大きな特徴として、デバイスをファイルにマッピングして抽象化するというものがある。各I/Oポー
2009/02/10 三菱電機は2月10日、組み込み機器向けでGUI描画処理を高速に行うための小型のIPコアを開発したと発表した。テレビのメニュー画面や電車の列車内案内パネル表示のような、低速なプロセッサしか載せられない組み込み向け機器に搭載することで、PCのFlashのように滑らかで素早い反応のGUIを実現できるという。 三菱電機が記者会見で行ったデモンストレーション(撮影:@IT) 同日記者会見でデモンストレーション用システムを披露した情報技術総合研究所表示システム技術部部長の田中敦氏は、組み込み機器の最低ラインである66MHz駆動程度のプロセッサでも、XGA/60fpsの画質でベクターグラフィックやスケーラブルなフォントが扱える様子を示して見せた。これは2GHz駆動のPC向けCPUより高速な描画だという。新型IPコアにより、従来レスポンスや視認性の悪かった組み込み機器のGUIでも、P
■PSPでエミュレーター動かそう! ■Emu on PSP Archive [■Emu on PSPへもどる] ■PSPをPCの外部モニタとして使う - PSPdisp v0.1リリース PSPの画面をPCに転送して楽しむ事の出来るものはRemotejoyliteなどがありますが、今回リリースされたのはその逆バージョンで、PCの 外部モニタとしてPSPの画面を使用するというかなり意外なものです。この風変わりなソフトを早速試してみました。 ●用意する物 (1)カスタムファームウェアが導入されたPSP-1000/PSP-2000 (2)Windows PC(ちょっと注意) OS:Windows 2000 or WindowsXP 32bit版 推奨CPU:Pentium4 or Athlon64等のGHz級PC 非対応:64bit OS、Windows Vista (3)pspdisp v0.
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く