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ブックマーク / gendai.media (37)

  • もううんざり! 競争社会から降り始めた現代のディオゲネスたち(木澤 佐登志)

    私たちはなぜ有用な人間であることを証明しつづけなければならないのか? 「生産性」という病に取り憑かれた社会を解剖し、解毒剤を練り上げる、気鋭の著者による待望の新連載! 第1回は、寝そべり主義、#最後の世代、ゴブリンモード、大量離職、サイレントテロなど、生産性のロジックを基盤とした苛烈な競争社会に対して静かなる抵抗を始めた、「現代のディオゲネスたち」を追う。 (毎月1日頃更新) 寝そべることで見えてくる世界の真実 ふたつの記事からはじめたい。 ひとつ目は、『ダイアモンドオンライン』に掲載された「中国の過酷な受験戦争を勝ち抜いた若者が「寝そべり族」になってしまう理由」という二〇二一年七月の記事。 経済の急速な発展による社会競争の激化。格差のとどまることを知らない拡大。壮絶さを極める過酷な受験戦争。そんな厳しい競争社会である中国、そこで生きる若者たちがいま、静かに競争から降りようとしているのだと

    もううんざり! 競争社会から降り始めた現代のディオゲネスたち(木澤 佐登志)
  • 日本人は知らない…いま世界中の国が「日本化」に怯えているという「信じたくない真実」(永濱 利廣)

    気鋭のエコノミスト永濱利廣氏は『日病——なぜ給料と物価は安いままなのか』で、「低所得・低物価・低金利・低成長」の「4低」状況を「日病」と名付け、その原因と、脱却の道筋を考察する。 デフレ・スパイラルの中にある日。そもそもデフレとは何なのか。『日病——なぜ給料と物価は安いままなのか』からあらためて見てみよう。 デフレが日病の質だった 「デフレ」という言葉は日ではもはや連日のように聞いているので、すっかり耳に馴染んでしまったかもしれませんが、うかつに馴染まないほうがよい恐ろしいものです。ここで改めて確認しておきましょう。 IMF(国際通貨基金)の定義によれば、2年以上にわたり物価が下がり続けることを「デフレ(デフレーション deflation)」と言います。 「物価が下がる」ということは、裏を返せば「お金の価値が上がる」ということです。そうなると、デフレ状況における合理的な経済行

    日本人は知らない…いま世界中の国が「日本化」に怯えているという「信じたくない真実」(永濱 利廣)
  • ウーバーイーツ配達員男性が絶望…「インボイス制度」で「手取り収入」はこんなに激減する(本多 慎一) @gendai_biz

    「そんな制度、全く知りませんでした。自分はリストラにあって再就職もコロナで決まらず、仕方なく今年からウーバーイーツの配達員をやっています。今でもカツカツなのに、今以上に収入減となればどうすればいいのか」 こう途方に暮れるのは再来年から始まる「インボイス制度」の中身を聞いた増さん(49歳・仮名)だ。 消費税が増税されてから間もなく2年がたつ。コロナ禍もあって増税分の負担が増す消費者だけでなく、売り上げに打撃が出る事業者にとっても負担は大きいが、じつは2年後には多くの個人事業主にとって、とりわけて負担の大きい制度変更が追い討ちのように迫っている。 それが2023年10月から始まるインボイス制度(適格請求書等保存方式)である。 納税分、実収入が減る インボイス制度とは何か。 消費税の納税には、「仕入税額控除方式」という方法が使われている。これは消費税の課税事業者が、年間売上高の消費税分から、年

    ウーバーイーツ配達員男性が絶望…「インボイス制度」で「手取り収入」はこんなに激減する(本多 慎一) @gendai_biz
    nashiyasan
    nashiyasan 2021/09/18
    農業者にも関わってくる話
  • 『逃げ恥』『シン・エヴァ』…「リテラシーが低い人を差別しない」作品が時代を制する(稲田 豊史) @gendai_biz

    映画を早送りで観る理由 #1 説明過多の時代 後編】 先日、映画やドラマやアニメを倍速視聴、もしくは10秒飛ばしで観る習慣に対する違和感を、記事「『映画を早送りで観る人たち』の出現が示す、恐ろしい未来」に書いたところ、驚くほど大きな反響があった。 中でも特に議論を呼んだのが、倍速試聴や10秒飛ばしが増えた理由のひとつとして指摘した、「セリフですべてを説明する作品が増えた」ことである。前編「映画やドラマを観て『わかんなかった』という感想が増えた理由」に続いて後編では、そのような傾向が生まれた背景についてさらに深掘りしたい。 説明過多なアニメが増えている インターネット史やオタク文化研究などをテーマにした講演や執筆活動を行う、博報堂DYメディアパートナーズ メディア環境研究所の森永真弓氏は、説明過多なTVアニメが増えた理由について、小説投稿サイトの存在を挙げる。 たしかに、「小説家になろう

    『逃げ恥』『シン・エヴァ』…「リテラシーが低い人を差別しない」作品が時代を制する(稲田 豊史) @gendai_biz
  • なぜ日本企業だけ「テレワークによって生産性が落ちる」のか? その根本的な理由(加谷 珪一) @gendai_biz

    なぜ日企業だけ「テレワークによって生産性が落ちる」のか? その根的な理由 海外では生産性が上がっているのに… 新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに、テレワークにシフトした企業も少なくないが、一方で、効果について疑問視する声は根強い。米国など諸外国ではテレワークによって生産性が向上したという共通認識が出来上がっており、日との差が際立っている。 テレワークの実施について二極化が進む パーソル総研の調査によると、2020年11月時点においてテレワークを実施している正社員の比率は全国平均で24.7%だった。大手企業の社が集中し、感染状況がより深刻な東京都は45.8%とかなり高いが、地方では4%を切っている地域もある。 内閣府が行った類似の調査においても、東京23区のテレワーク実施率は42.8%、全国平均は21.5%と、近い数字になっている。バラツキはあるものの、首都圏では約40%、全国

    なぜ日本企業だけ「テレワークによって生産性が落ちる」のか? その根本的な理由(加谷 珪一) @gendai_biz
    nashiyasan
    nashiyasan 2021/03/10
    “ITシステムに業務プロセスを移管する際には「あうん」の呼吸は一切通用しない。誰に何の権限があり、どの業務をいつまでに誰が実施するのか明確に定義されていなければ、ビジネスをシステムに実装することは不可能
  • 10代がハマるTikTokに、「アンチ」「批判」が存在しない理由(桂木 きえ) @gendai_biz

    前編:「TikTokに熱狂する日の「Z世代」が、とにかく“映え”を嫌うワケ」はこちら 今、10~20代前半のいわゆる「Z世代」を中心に爆発的な人気を誇る動画投稿SNSTikTokTikTokへの投稿と、そこで行われているコミュニケーションからは、Z世代の彼ら・彼女らの思考や特徴の一端をうかがい知ることができる。 前編では、「ものまね」動画=有名人ではなく、周囲にいそうな「○○な人」の所作や言動を細かく切り取って再現するコントのような投稿、「あるある」=友人たちをキャラクター化し、「○○系女子」など名称を付けて服装・演技・文章で表現する投稿を取り上げた。これらの動画からは、TikTokユーザーの「多様性」を面白がり、「人間観察」が共感を呼ぶ傾向を垣間見ることができた。 後編である稿では、アンチや批判を心から嫌う彼ら・彼女らの倫理観、知らない人とも友人であるかのように接するカジュアルな

    10代がハマるTikTokに、「アンチ」「批判」が存在しない理由(桂木 きえ) @gendai_biz
    nashiyasan
    nashiyasan 2020/12/13
    この記事が本当だとしたら、そりゃ若者はfacebookなんかやんないよね。
  • 教員も驚いた…今の大学生が「マルクスに共感」するようになっている(田上 孝一) @gendai_biz

    マルクスが「歴史の遺物」だった時代 かつて小耳に挟んだ話であるが、ある日人イスラム教徒がいて、その人は2001年9月11日の、あのビルアタックを機に入信することになったそうである。 当時イスラム教に対する偏見は凄まじく、アジテーターだったオサマ・ビンラディンは悪魔の名に等しいものとして、日国内でも受け止められていた。そのようなご時勢だからこそ逆にその人は、イスラム教というのが当にそんなに酷い宗教なのかと興味を持ったそうである。 結果ミイラ取りがミイラになって、入信することになった。勿論テロリズムに賛成したからではなく、その教えの実際が世間で広められていたイメージと余りにもかけ離れたことに驚きつつ、イスラム教の教えに賛同したのだった。 この話を聞くと、どうしても他人事とは思えない。それは私とマルクスとの関係と重なるところがあるからである。 私が大学を卒業し、哲学研究を志して大学院に入学

    教員も驚いた…今の大学生が「マルクスに共感」するようになっている(田上 孝一) @gendai_biz
  • 深刻な「グルメサイト離れ」のウラでグーグルマップに食通が集うワケ(大久保 一彦) @moneygendai

    高まる「信頼していない」の声 国内でのグルメサイト離れが止まらない――。飲店に予約・顧客管理システムの開発・提供等を行う株式会社テーブルチェックが全国のグルメサイトユーザーの男女1112名と、全国の飲店勤務の男女588名を対象に実施した「グルメサイトに関する消費者意識調査」が今年1月6日に発表となった。 国内大手のグルメサイトといえば、飲店の店名や住所、電話番号といった基情報はもちろん、来店客によるレビューや評価が掲載されているほか、近年では直接お店の予約可能なサービスも増えてきている。 こう聞くと、年々その利便性が上がっていることから、利用者も増加傾向にあると予想されるが、実情は全く異なっている。 調査結果によれば、グルメサイトの評価や表示順位を「信頼していない」と答えたユーザーの割合は、実に3割近くに達するという。その理由としては、「自分好みのお店が見つからない」などお店選びの

    深刻な「グルメサイト離れ」のウラでグーグルマップに食通が集うワケ(大久保 一彦) @moneygendai
  • 料理上手なフォーリンラブ♡バービーが「男の胃袋をつかみたくない」理由(バービー)

    お笑いコンビ「フォーリンラブ」のバービーさんの新連載「音の置き場所」(毎月1回更新)がスタート! 2019年8月に放送されたTBSラジオ『ACTION』に生出演したバービーさんは、「初めて音で喋っている」と言い、自虐やセクハラをネタにしたお笑いとの向き合い方、差別やジェンダーなどの社会問題に対する思いを語った。放送後、その内容が話題となり、ラジオのリスナーたちから「テレビでもっとこういう話をしてほしい」「思慮深い女性」「知的さがすごい」などの賛同コメントがSNSに多数寄せられた。 FRaU web編集部もそのような声に共感し、バービーさんの秘められた価値観や思想をもっと聞きたい、発信したいという想いで連載のオファーをさせていただいた。 第1回のテーマは、バービーさんのストレス発散法のひとつである“料理”が、男の胃袋を掴むための女の武器として見られることについて。男性の前で料理好きを公言

    料理上手なフォーリンラブ♡バービーが「男の胃袋をつかみたくない」理由(バービー)
  • 「私には家族の物語がない」フィンランド34歳女性首相、驚きの人生(岩竹 美加子) @gendai_biz

    現職として「世界最年少首相」が誕生 2019年12月10日、フィンランドで34歳の女性首相が誕生した。 新首相のサンナ・マリンは、現職として世界最年少の首相である。 マリンは、5つの政党から成る連立内閣の第一党、社会民主党の党首でもある。5つの政党(社会民主党、左翼同盟、中央党、緑の党、スウェーデン人民党)の党首は全員女性で、年齢は32歳と34歳が2人、55歳が1人(註 スウェーデン人民党は、スウェーデン語を母語とする少数派フィンランド人の党)。この内閣を形成するのは、女性12人、男性7人の大臣である。 若い女性の首相であることに加えて異色なのは、マリンが、母とその同性パートナーのレインボーファミリーで育ったことだ。7色のレインボーは、LGBT(レスビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスセクシュアル)のシンボルカラー。フィンランドでは、LGBTの家族、特にレスビアンとゲイの家族は、レイン

    「私には家族の物語がない」フィンランド34歳女性首相、驚きの人生(岩竹 美加子) @gendai_biz
  • 「負の性欲」はなぜバズったのか? そのヤバすぎる「本当の意味」(御田寺 圭) @gendai_biz

    もともと「負の性欲」とは、「リョーマ」と名乗る(アンチ・フェミニスト系の)アカウントが2019年7月に考案したワードである。「女性による、よりよい子孫を残すための男性に対する選別と、そうした選別によって『アウト』と判定した相手に対して(自己防御的に)発露する生理的嫌悪感」を指し示す語だった。 「リョーマ」氏のアカウントはツイッター規約に違反しているとされて凍結された。「負の性欲」が爆発的な流行を見せ、ミームとして急成長したのは、発案者がツイッターを去った後のことであった。 女性から男性に対する「キモい」ということばは、しばしば「『キモい』という感情を抱かされた私は被害者だ(そして加害者は、キモいアイツである)」といったニュアンスを帯びる。「キモい」「生理的に無理」といった拒否反応を、他人に向けることの加害性に無自覚な人びとに対する批判的説明として、「負の性欲」ということばには、大きな説得力

    「負の性欲」はなぜバズったのか? そのヤバすぎる「本当の意味」(御田寺 圭) @gendai_biz
  • 日本の生産性が低いのは、我々が「合理性」を憎んでいるからだった(橘 玲) @gendai_biz

    の生産性は主要先進諸国のなかで最下位だ。なぜそこまで生産性が低いのか。新著『働き方2.0vs4.0』を上梓した橘玲氏は、日が実は前近代的な身分社会だからだと喝破する。 主要先進国で最下位の生産性 平成もいよいよ終わりつつあるが、この30年間の変化をひと言でまとめれば「日がどんどん貧乏くさくなった」だ。 国民のゆたかさの指標としては1人当たりGDP(国内総生産)を使うのが一般的だ。日はバブル経済の余勢をかって1990年代はベスト5の常連で、2000年にはルクセンブルクに次いで世界2位になったものの、そこからつるべ落としのように順位を下げていく。 2017年の日の1人当たりGDPは世界25位で、アジアでもマカオ(3位)、シンガポール(9位)、香港(16位)に大きく水をあけられ、いまや韓国(29位)にも追い越されそうだ。 主要7カ国(英・米・仏・伊・独・加・日)では首位から6位に転落

    日本の生産性が低いのは、我々が「合理性」を憎んでいるからだった(橘 玲) @gendai_biz
  • ワークマンのカジュアル店が「ユニクロ」「ZOZO」よりすごいワケ(竹内 謙礼) | マネー現代 | 講談社(1/4)

    ワークマンのカジュアル店はしたたか過ぎる 「いま最も勢いのある会社はどこですか?」と聞かれれば、私は迷わずワークマンと答える。 へたをすれば将来的にユニクロやZOZOにとって脅威の存在になっていってもおかしくはない存在といえる。 「それは言い過ぎでしょ」 そう思われる人が多いだろう。 実際、ユニクロの今年度の売上は2兆円を突破する見込み。対してワークマンの年商見込みは800億円と20分の1程度しかない。ZOZOにしても流通額は2800億円。2社にとってワークマンは相手にもされない異業種の小さな会社といってもいい存在といえる。 しかし、それでも私はワークマンが実店舗とネットの両業界にとって厄介な伏兵企業になっていくことを予想している。 その根拠はワークマンが新たに展開する『ワークマンプラス』という店舗がとても“したたか”な戦略をとっているからである。 アウトドア、スポーツユーザーが「作業服」

    ワークマンのカジュアル店が「ユニクロ」「ZOZO」よりすごいワケ(竹内 謙礼) | マネー現代 | 講談社(1/4)
  • 福島の米「食べて応援は自殺行為」とまだ信じている人に伝えたいこと(林 智裕) | 現代ビジネス | 講談社(1/6)

    消えない「汚染」のイメージ 暑かった平成最後の夏も終わり、実りの秋がやってきました。今年も、新米の季節です。西日に引き続き、福島でも間もなく主力品種米の収穫が格化します。 みなさんは「福島の米」というと、どのようなイメージを持っていますか? 味や品種を思い浮かべる方、そもそも何のイメージもない方。TOKIOが毎年行っている、テレビ番組の米作り企画を挙げる方もいるでしょうか。大相撲が好きな方なら、優勝力士への副賞として福島県産のお米が贈られていることが出てくるかもしれませんね。 一方で、原発事故に伴う風評被害、もしくは「放射能汚染」という残念なイメージを持ってしまっている方も、少なくないのかもしれません。 実際のところ福島の米は、原発事故後、知識人や著名人、マスメディアからさえも、数々の心無い言いがかりを受け続けてきました(山太郎参議院議員の「(国会議員に出す弁当は)ベクレてる」発言や

    福島の米「食べて応援は自殺行為」とまだ信じている人に伝えたいこと(林 智裕) | 現代ビジネス | 講談社(1/6)
  • 田舎から東大入って絶望した彼に北海道の単科大学教授が伝えたいこと(水野 俊平) @gendai_biz

    地方と都市における「文化教育の格差」について論じた阿部幸大氏の論考は大きな反響を呼んだようである。阿部幸大氏の主張を要約すると、地方(「田舎」)と都市(「東京」)の間には、所得の格差や社会的インフラなどの充実度の差などとは異なる、目に見えない「文化教育の格差」が厳然として存在する、というものだった。 問題なのは、それが「目に見えない」ものであるがゆえに、地方に住む人々は「田舎」と「東京」の間に大きな「文化教育の格差」が存在することに気づいていない。 そして、その格差が原因で、地方に住む前途ある若者たちが、自分の可能性に気付かぬまま「田舎」に埋没してしまうことこそ危惧されるべきだ、という結論が導き出されている。 北海道東部の釧路市出身の阿部幸大氏は、釧路がことさら「田舎」であることを強調しているため、釧路をはじめとする地方在住の読者から反発もあったようである。 地元出身者は「おおむね共

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  • 「クールジャパン」はこんなにひどいことになっていた(原野 城治) @gendai_biz

    クールジャパン投資事業で44億円の損失 大々的に喧伝されてきたクールジャパン政策が迷走している。 日文化海外に紹介し、マンガ・アニメ、ファッションなどの輸出を支援すると官民ファンドの産業革新機構が投資した事業が成果ゼロのまま次々に打ち切られ、その株式が民間企業に極めて廉価で売却されている。 中には20億円以上の「全損」案件もあり、税金の無駄遣いがはなはだしい。特に、2013年11月に鳴り物入りで設立された「海外需要開拓支援機構」(クールジャパン機構、東京都港区)のいくつもの投資事業案件が苦戦続きとなっている。 会計検査院は4月13日、アベノミクスの推進役として相次いでつくられた官民ファンドの投資損益調査結果を発表した。それによると、2017年3月末時点で全14のファンドの4割強にあたる6つのファンドが損失状態になっていることが判明した。 言うまでもなく、官民ファンドの財源の大半が

    「クールジャパン」はこんなにひどいことになっていた(原野 城治) @gendai_biz
  • 残酷すぎるが言おう。9割の人は「成功の法則」をまちがえている(橘 玲)

    世の中のありとあらゆる「成功ルール」を検証した全米ベストセラー『残酷すぎる成功法則 9割まちがえる「その常識」を科学する』が日上陸。 あなたがこのままではダメになる理由とこれからうまくいく方法が最新のエビデンスつきでぜんぶ盛り込まれている。 自己啓発を科学すると見えてくるものとは? ビジネス・自己啓発ジャンルの書籍を初めて監訳した作家・橘玲氏の解説を特別公開! 自己啓発を"科学"する 書の著者エリック・バーカーは、大学を卒業してハリウッドで脚仕事をしたあと、2009年から個人ホームページの運営をはじめた。最初はインターネットの伝道師(グル)たちのインタビュー動画を載せていたが、やがて自分でブログを書くようになる。 それがBarking up the wrong tree(間違った木に向かって吠える)で、いまや30万人の登録者をもち、『ニューヨーク・タイムズ』や『ウォール・ストリート

    残酷すぎるが言おう。9割の人は「成功の法則」をまちがえている(橘 玲)
  • 脳の科学と、今年のノーベル経済学賞の「意外な関係」(美馬 達哉) @gendai_biz

    ノーベル経済学賞のインパクト 2017年度のノーベル賞が先日発表された。神経内科医師としては医学生理学賞(体内時計の研究)も気になるところだ。だが今年については、診療の現場にも直結するテーマは「ノーベル経済学賞」だった。 受賞したのは米シカゴ大学のリチャード・セイラー博士。「行動経済学」の業績が評価されたのだ。行動経済学は、心理学と経済学をつなぐ融合的学問で、理論や数式だけではなく実験と観察に基づいて、現実社会での人間のふるまいを理解する新しい研究分野である。 臨床医であるとともに「神経経済学(ニューロエコノミクス)」を研究する神経科学者の端くれである私としては、この分野が注目されるのはうれしいニュースだ。 セイラー博士の業績の最重要ポイント 行動経済学と診察室がどうつながるかを説明しよう。たとえば、あなたが診察室で医師から「肺がんなので、できるだけ早い手術が必要です」と告げられたとする。

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    nashiyasan
    nashiyasan 2017/10/23
    限定合理性、保有効果、損失回避
  • 「FF外から失礼します」に違和感を覚える人は、完全に遅れている(熊代 亨) @gendai_biz

    「FF外から失礼します」ってなに? 皆さんは、「FF外から失礼します」というフレーズを見かけたことはありますか。 私がはじめてこのフレーズを見かけた時、「FF外」の意味がわかりませんでした。FFというと、ロールプレイングゲームの『ファイナルファンタジー』の略称か、自動車の前輪駆動の略称ぐらいしか思い浮かばなかったからです。 調べてみると、FFとは、「フォロー・被フォロー」のことで、「FF外から失礼します」とは、相互フォローではない他人のアカウントにコメントする際の“おことわり”のフレーズだったのでした。 一体いつから、他人にコメントするのに“おことわり”が必要になったのか? 気になったので、Googleトレンドを使って確かめてみました。 「FF外から失礼します」は、2015年と2016年に短期的に流行した後、2017年頃から定番フレーズになったことがわかります。 津田大介氏による『Twit

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  • 一代で1兆円企業を築いたZOZOTOWN社長「異形の履歴書」(週刊現代) @moneygendai

    実業家でありながら、アーティストのようでもある。日を代表する資産家だが、日で一番買い物をする男でもある。彼が動き出すと、なぜかワクワクする。こんな経営者、いままで見たことがない。 9時出社、15時退社 千葉・海浜幕張駅からすぐ、日最大級のファッション通販サイト『ZOZOTOWN』を運営するスタートトゥデイの社に足を踏み入れると、まず目につくのはTシャツ、スニーカー姿の若い社員たちである。 平均年齢30歳ほど、ストリートファッションに身を包んだ「部長」や「部長」など、200名以上が仕切りのない大部屋に席を並べる風景は、大手経団連企業の「お堅い職場」とは対照的である。 会議室や廊下には現代アートが飾られ、オフィスはさながらポップなミュージアム。 そんな自由な雰囲気を楽しむように働く社員は、実は基給とボーナスが従業員一律。違うのは役職給だけで、どれだけ働いてもサボっても、同じ給料がも

    一代で1兆円企業を築いたZOZOTOWN社長「異形の履歴書」(週刊現代) @moneygendai