Netflixに入会して1年ほど経ち、最近はクオリティの高いネトフリのオリジナル作品ばかり観ています。その中で「FYRE: 夢に終わった史上最高のパーティー」という、とてつもなくヤバい作品に遭遇してしまいました。 本作は失敗した海外フェスのドキュメンタリーなのですが、マーケターという立場で見たからか心底つらい気持ちになってしまったので、ここに吐露しておこうと思います。 スタートアップ企業が企画した“豪華フェス” FYREはもともとアメリカ発のアプリで、登録ユーザーがセレブやアーティストを自分たちのパーティなどに呼ぶためのマッチングサービスです。20代前半という若さでこれを立ち上げたビリー・マクファーランドは、ある日サービスにかける情熱が膨らんだ末に「せや!フェスやってサービスのブランド価値高めたろ!」と思い立ちます。 著名なラッパーJA RULEが共同主催者に加わり、会場をカリブの島国バハ
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