東京2020オリンピック・パラリンピック招致委員会は、「なぜ東京にオリンピックを招致する必要があるのか」という点を宣伝するため、著名人やオリンピックに出場した経験のある選手などによる文章を掲載しています。 その第一弾として公開されたのが、高崎卓馬氏による「2020年以降の日本のために絶対に必要なもの。カッコつけてなんとなく反対とか言わないで欲しい。」という導入文が付された文章です1。 高崎氏が寄稿した内容は以下の通りです。 津波の直後、東北に行った。 帰りに自分にできることを必死に考えた。 未来をつくるために、仕事をつくりだすために、 大きな経済効果があるものをもってこないといけないって本気で思った。 東北にオリンピックを持ってきたいと思った。 それから個人的にひとをたどってどうやったら実現できるか考えた。 まず、地元のひとが「欲しい」と思う必要があった。 復旧に心も体もすべてを使うひとた