民進党が4月末に開催予定のイベント「ニコニコ超会議2017」に、国会で蓮舫代表から追及される擬似体験を売りにした「VR蓮舫」の出展を発表したことが話題をさらっている。そのほか、近年はスマホの普及にともない、自民党や公明党など各党が公式アプリを配信中だ。新たな支持層の掘り起こしのため、おかたい政治の世界も最新のIT技術に乗り遅れまいと懸命である。 これは一党専制国家である中国でも同様だ。すなわち、習近平礼賛公式アプリ『学習中国』なるものが存在するのである。これは中国共産党の幹部養成機関・中共中央党校によって開発され、同校の主催ページ『中国幹部学習ネット』上で配信中。主に党員教育を目的としたアプリだが、党員どころか中国人ですらない私でもダウンロードが可能である。 『学習中国』は2015年4月のリリースから今月でちょうど2周年を迎えたが、更新はなおも活発だ。今年1月からは「私が大好きな習主席