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2012年4月21日のブックマーク (1件)

  • 朝日新聞デジタル:府立図書館(左京区)-マイタウン京都

    古き面影、館内は自動化 100年を超える歴史がある府立図書館(左京区岡崎成勝寺町)。明治時代に設計された洋館の面影を残す建物の内部には、110万冊の蔵書と機械化された書庫がある。その舞台裏を案内してもらった。 「竹久夢二が館に寄贈してくれたもあるんですよ」。大正時代の代表的な画家で詩人だ。総務課の辰巳裕佳主任がパソコンで検索し、出てきた紙のバーコードを機械に読み取らせる。2、3分後、通風口のような機械から出てきたトレーの上に、1冊の薄いが載っている。 1912年に刊行された竹久夢二著の「桜さく国 白風の巻」だ。ページを開くと確かに「寄贈 竹久夢二」という文字があった。 府立図書館の蔵書は、ほかの図書館と比べて専門書や研究書が中心。利用者が見て回れる棚のほかに、機械が自動で目的のを選び出す「自動化書庫」と、職員が要望に応じてを探す「集密書庫」がある。利用者はふだん二つの書庫