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ブックマーク / gendai.media (10)

  • 2050年、「中国の人口が半減する」という衝撃事実(河合 雅司) @gendai_biz

    で人口減少が叫ばれる一方、世界では14億人もの人口を抱える中国が大きく変貌し始めていることをご存知だろうか。2050年には人口が半減するとも言われているのだ。『世界100年カレンダー』著者の河合雅司氏が、中国の人口激減とその衝撃実態を描き出す――。 中国マーケットは魅力的か 2020年の国勢調査は、日の総人口を1億2614万6099人だとした。国勢調査における人口減少は2回連続である。 国立社会保障・人口問題研究所の推計によれば、2040年までの20年間だけで1500万人以上も減る。その一方で出生数の減少スピードはコロナ禍の影響もあって加速しており、人口減少が下げ止まる気配は全くない。 このままではズルズルと国内マーケットは縮小していく。だからと言って、外国人をあてにするのも難しい。国勢調査によれば外国人人口は前回調査より43.6%増加し過去最高となったが、この5年間の増加数はわずか

    2050年、「中国の人口が半減する」という衝撃事実(河合 雅司) @gendai_biz
  • 「老後資金2000万円問題」が、じつは「まったく新たな展開」を迎えていた…!(荻原 博子) @gendai_biz

    「老後資金2000万円問題」の今 『老後の資金がありません!』という映画が話題になっています。 それは、老後のお金に不安を持っている人がたくさんいるからでしょう。 老後のお金については3年前、金融庁の審議会が「老後資金が2000万円不足する」という報告書を出し、大騒ぎになりました。 この報告書は、総務省統計局の調査をもとにしたもので、高齢者世帯は収入に比べて支出が月に約5万円多く、これが30年続くと、生活費だけで約2000万円のお金が不足するから、貯蓄を切り崩していかなくてはならないというものでした。 この話を聞いて老後資金を作るために慌てて投資を始めた人も多いのではないでしょうか。中には詐欺まがいの怪しい「儲け話」に騙されてしまった人もいるかもしれません。 ところが、新型コロナ禍で、状況が一変しました。 「老後2000万円不足問題」で衝撃を受けた高齢者が、新型コロナを期に、お金を使わずに

    「老後資金2000万円問題」が、じつは「まったく新たな展開」を迎えていた…!(荻原 博子) @gendai_biz
  • トランスジェンダーを公表したシンガーが語る「紅白で私の心は死んだ」理由(梅津 有希子)

    ひとりのシンガーの14年前の出来事 「LGBT」「LGBTQ」(LGBTQIAと称することも)ということばを日常的に耳にするようになり、ヒット商品を作るうえでも「ジェンダーレス」がキーワードになっている近年、日の芸能界でもLGBTをカミングアウトする人が少しずつ増え、性の多様性が認知され始めている。 政府も性の多様性に関する「LGBT理解増進法案」を進める動きも出てきた。しかし、結局は推進を進める自民党の特命委員会の中にも差別的な発言が続出し、5月20日法案了承を先送りとなった。そもそもこの法案の趣旨自体、きちんと理解されていない象徴でもあるという声も多かった。LGBTをカミングアウトする人が増えたといっても、これが日の現状でもある。 2006年にデビューし、翌年第58回NHK紅白歌合戦に出場したシンガーソングライター、中村 中(なかむら・あたる)は、男児として生まれ、女性として生きて

    トランスジェンダーを公表したシンガーが語る「紅白で私の心は死んだ」理由(梅津 有希子)
  • 中国人が大家のマンションで「敷金が返ってこない」トラブルが続出中(加藤 康夫) @gendai_biz

    いきなり、請求書が届いた 都市部の賃貸物件だと、オーナーが中国人なのはままあることだ。だが、中国人と日人では、金銭感覚もそうだが、「家を賃貸する」感覚がまるで違う。しばしば、入退去者とトラブルになり、日人が泣き寝入りするケースも起こっている。 今年3月中旬、江東区の1LDKマンションに4年間居住していたA氏のもとに、想像もしていなかった請求書が届いた。差出人は中国人の大家で、届いたのは大家に引越しの意志を伝えた、2週間後だった。 クリーニング費用(室内一式)5万円、クロス張替9.5万円、クッションフロア張替1.5万円、洗面台交換(工事費含む)5万円、剥し及び下地補修:7万円、諸経費:1万円…。 4年間住んでいただけにしては、かなり大規模な現状回復費用だ。だがそもそも、何の立ち入り調査もなく、退去費用を請求されることなどあり得るのだろうか。Aさんは怪訝に思ったという。 Aさんをさらに驚か

    中国人が大家のマンションで「敷金が返ってこない」トラブルが続出中(加藤 康夫) @gendai_biz
  • ANAとJALも絶句…沖縄「緊急事態宣言」で“キャンセル地獄”が襲ってきた!(鳥海 高太朗) @moneygendai

    「特典航空券」すらガラガラ 夏休みシーズンに入って、羽田空港国内線チェックインカウンターでは、キャリーバックを持った家族連れなどの姿が見られるようになった。しかし、例年のように手荷物預けカウンターや駐車場に混雑は見られず、依然として新型コロナウイルスの影響は色濃く生じている。 Go Toトラベルキャンペーン(以下、Go To)が7月22日から実施されて早2週間。当初は8月中旬開始予定だったものが前倒しとなった形で今日に至っている。 運営する事務局は7月10日に選定されたため、準備期間がわずか12日間しかなく、現場は大混乱に陥った。現在も感染者数が増加の一途をたどる以上、これは“見切り発車”と言わざるをえないだろう。 最初の混乱を招いたのは、東京都内の感染者数拡大を理由に急遽7月16日に報じられた「東京都発着除外」だ。これによって、4連休(23日〜26日)に飛行機を使って旅行へ出かける予定だ

    ANAとJALも絶句…沖縄「緊急事態宣言」で“キャンセル地獄”が襲ってきた!(鳥海 高太朗) @moneygendai
  • 安倍政権下でなぜ日本は「縁故資本主義」になったのか、その本質的理由(松尾 匡) @gendai_biz

    安倍政権下でなぜ日は「縁故資主義」になったのか、その質的理由 アベノマスク、持続化給付金問題の構造 「特区」のように地域を限って政策の実験をすること自体は必ずしも全否定されるべきものではないが、現状のような権力者の裁量的判断がよくないのはさておき、そのリスクを一番引き受けるであろう一般住民が、決定に全く参与しないことは問題である。憲法では、特定の地域だけに適用される法律を決めるときは住民投票をしろと定めている。 にもかかわらず、形式的に法律よりも下位の法令なら住民投票不要という理屈は、法律しろうとの筆者には全く理解不能である。リスクを引き受ける住民が決定に参与してこそ、リスク・決定・責任の一致がもたらされる。 私見では、このような安倍首相の精神の文字通りの「象徴」となったのが、天皇の退位を皇室典範の改正ではなく、特例法で認めた措置である。この法律は、第一条に、天皇(現上皇)個人が、一

    安倍政権下でなぜ日本は「縁故資本主義」になったのか、その本質的理由(松尾 匡) @gendai_biz
  • 新型コロナ対応で起きた「日韓の逆転」とは何か…現地からの報告(伊東 順子) @gendai_biz

    新型コロナウイルスへの政府の対策や人々の反応が、日韓で対照的に見える――そう感じている人は少なくないと思うが、実際のところ韓国の人々はどのように過ごしているのか。『韓国 現地からの報告』を上梓した伊東順子氏がレポートする。 日韓の国民性が逆転した? 新型コロナ対策をめぐる日韓国の違いについて、日韓を行き来する我々ノマド族やビジネスマンの間では、ごく初期の頃に話題になったことがある。 「これは日韓が『逆転』したのでは…」 最初に皆が気づいたのは空港だった。記憶の残るのはMERS(マーズ・中東呼吸器症候群)を飛び越えて、その前のSARS(サーズ・重症性呼吸器症候群)の時、あの頃も頻繁に日韓を行き来していたが、当時空港内でマスクをしているのは、ほぼ100%日人だった。他の外国人はマスクなんかしていなかったし、韓国人もしかりだった。 それが今回は真逆、マスクをしているのは韓国人か中国人が圧倒

    新型コロナ対応で起きた「日韓の逆転」とは何か…現地からの報告(伊東 順子) @gendai_biz
  • 「日本に暮らす韓国人」が、いまこの国で直面している不安(伊東 順子) @gendai_biz

    で働いている韓国人に聞いてみた ユニクロのとある海外支社で働いていたキムさん(38)が、次に選んだ仕事は日の中部地方にあるアパレル会社だった。来日は7年ほど前、キムさんがまかされた仕事は輸出と製品管理だ。 「私たちの世代の韓国人は、中高生時代にアンアンやノンノなど日ファッション雑誌を見て育ちました。日ファッションに憧れて、日語も勉強しました」 そんなキムさんだが、日に来て小さなショックをうけた。 「納品にミスが多いんです。おかしいなと思って、四国の工場まで行ってみたら、おじいちゃんとおばあちゃんが二人でやっていて…。『ごめんなさいね、私たち以外に従業員はいないの』って。『これは黒じゃなくて紺色なんですね。歳のせいで区別がつかない』って」 ――紺色と黒の区別がつかない? 「二人でもう無理だねと話していると言うから、『大丈夫ですよ。私が手伝いますから』って、励ましてね。憧れの

    「日本に暮らす韓国人」が、いまこの国で直面している不安(伊東 順子) @gendai_biz
  • 大坂選手の国籍問題は「暗黙の了解」で収めるほうがいい(野嶋 剛) @gendai_biz

    マイナスにしかならない議論はやめにして プロテニスの四大大会で、昨年の全米オープン、今年の全豪オープンの女子シングルスを制した大坂なおみ選手(21)の目覚ましい活躍に伴って、日米両方のバックグラウンドを有する彼女の国籍問題がにわかに注目を集めている。 しかし、現時点で交わされる意見の多くは、日の国籍法の現状からすれば、首をかしげたくなるものも多い。この状況が続くことは、大坂選手にとっても、日社会の大坂ファンにとっても、マイナスにしかならない。議論はここで収めるべきである。 大坂選手は日大阪で生まれ、3歳のときに米国に移住した。大坂選手の父親はハイチ系米国人のレオナルド・フランソワさん。来日して英語教師をしていたとき、母親の大坂環さんと出会った。大坂選手は米国で育ち、いまも米国に拠点を置いている。国籍は、日と米国の2つの国籍を保有していると見られている。 両親の国籍を受け継いだ二重

    大坂選手の国籍問題は「暗黙の了解」で収めるほうがいい(野嶋 剛) @gendai_biz
  • この国の未来を予見する作品ばかり!2018年の日本小説ベスト12(鴻巣 友季子)

    の近現代を振り返る小説が増加 今年もやってまいりました。年末ぎりぎりまでねばっておすすめをどーんと紹介する「年末ジャンボこの12冊」。年末ベストの紹介記事はだいたい字数が限られていますが、こちらはほぼ字数無制限です。 さっそく日文学編からいきましょう! ここ十年ぐらい前からの傾向ですが、日の近現代の歴史を振り返るような小説が増えています。このページでも昨年以前にご紹介した、川上弘美『森へ行きましょう』、柴崎友香『千の扉』、滝口悠生『高架線』、長嶋有『三の隣は五号室』、あるいは星野智幸『夜は終わらない』など、昭和から平成へとつづく人々の暮らしを映しだすもの、角田光代『ツリーハウス』や中島京子『小さいおうち』など、第二次大戦をはさんで一家(一族)の生活を描くもの、奥泉光『東京自叙伝』、磯﨑憲一郎『電車道』のように明治からの日の百年あまりの歩みを総ざらいする試みもありました。 平成最

    この国の未来を予見する作品ばかり!2018年の日本小説ベスト12(鴻巣 友季子)
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