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ブックマーク / www.cinra.net (21)

  • 『セクシー田中さん』問題から考える、映像化のトラブルと作家の権利を代弁する「出版エージェント」の必要性 | CINRA

    『砂時計』や『セクシー田中さん』などで知られる漫画家・芦原妃名子さんが、1月29日に遺体で発見された。生前、『セクシー田中さん』の実写ドラマ制作をめぐりトラブルが起きていたことが明らかになっており、原作者が亡くなってしまうという事態に、悲しみの声が広がっている。 『キャラクターとは何か』や『戦争はいかに「マンガ」を変えるか:アメリカンコミックスの変貌』などの著者で、漫画業界の事情に詳しいフリーライターの小田切博氏が、この問題が浮きぼりにした漫画などの映像化の現状、そして出版エージェントの必要性について綴る。 2024年1月29日、漫画家の芦原妃名子氏が遺体で発見されたことが報じられた。 亡くなる直前、芦原氏はXや自身のブログでベリーダンスをモチーフにした最新作『セクシー田中さん』(小学館刊)の実写ドラマについて、最終2話の脚を自ら執筆した経緯を説明する声明を発表していた。それ以前にドラマ

    『セクシー田中さん』問題から考える、映像化のトラブルと作家の権利を代弁する「出版エージェント」の必要性 | CINRA
  • TESTSETが「バンド」という肉体を手にするまで。砂原&LEOがMETAFIVEとの連続性と差異とともに語る | CINRA

    砂原良徳、LEO今井、白根賢一、永井聖一によるTESTSETが1stアルバム『1STST』を完成させた。もともと2021年の『FUJI ROCK FESTIVAL』にMETAFIVEの特別編成として出演したことからスタートしたこのバンドは、その後のライブオファーを受けてTESTSETとして再始動。これまでメディアへの露出はごく限られたものだったが、ライブを観た人からは絶賛の声が寄せられていたバンドの全貌がついに明らかになった。 METAFIVEからの連続性も感じられつつ、白根と永井もソングライティングに関与し、よりフィジカルに進化を果たした『1STST』はTESTSETとしての記名性が強く感じられる作品に。そして作は、生演奏とプログラミングを織り交ぜたサウンドデザインで、SNSに端を発する現代の諸問題を歌い、アートワークも含めて自然と文明の対比を描きながら、その複雑さを見つめ、「リアルの

    TESTSETが「バンド」という肉体を手にするまで。砂原&LEOがMETAFIVEとの連続性と差異とともに語る | CINRA
  • YMOが世界に拡散したオリエンタリズムと、テクノ先進国としての栄光と衰退。いま日本文化の選ぶべき道は | CINRA

    いまから45年前、1978年にデビューしたYellow Magic Orchestra(YMO)は、翌1979年にアメリカの大手レーベル「A&M Records」から1stアルバムをリリースした。このUS版1stアルバムには、国内版1stアルバム(1978年)とは異なるミックスが施されたことに加え、独自の、非常に象徴的なアートワークも作成された。 扇子を手に、顔の半分を覆うほど大きなサングラスをかけ、頭からはメデューサを想起させるカラフルなケーブルが伸びた芸者……ジャケットに描かれた鮮烈なモチーフ「エレクトロニック・ファン・ガール」(通称・電線芸者)とともに、YMOは世界に広まっていくことになる。 そのエレクトロニック・ファン・ガールがあしらわれた金屏風が今年3月、音楽レーベル「U/M/A/A Inc.」の設立20周年プロジェクトTechnoByobu』の第1弾プロダクト「Electro

    YMOが世界に拡散したオリエンタリズムと、テクノ先進国としての栄光と衰退。いま日本文化の選ぶべき道は | CINRA
  • 吉田豪が見た『全裸監督』と村西とおる 過去の危ない体験談を語る | CINRA

    もしかしたら今年一番の問題作になるかもしれない。そんな予感に溢れたNetflixオリジナルシリーズ『全裸監督』が、2019年8月8日より世界190ヶ国で配信開始された。作では、アメリカ司法当局から370年の懲役を求刑されたり、50億円の借金を背負ったりといった数々の逸話を残す伝説のAV監督・村西とおると、その仲間たちの青春と熱狂が史実に基づくフィクションとして描き出されている。 地上波では間違いなく放送できない過激な描写も多く、Netflixだからこそ実現できた映像作品といえる。また、主人公・村西とおるを演じる山田孝之をはじめ、満島真之介、玉山鉄二、リリー・フランキーなど豪華俳優陣を揃えたキャスティングも話題だ。今回はこの『全裸監督』を、村西監督とも親交が深いプロインタビュアーの吉田豪に視聴してもらった。1980年代カルチャーにどっぷり浸かっていた彼の目には、この作品はどう映ったのだろう

    吉田豪が見た『全裸監督』と村西とおる 過去の危ない体験談を語る | CINRA
  • のんが糀甘酒&魚沼の自然を堪能、マルコメ「糀甘酒」新CMの動画公開 | CINRA

    のんが出演する、マルコメ糀甘酒の新テレビCM「魚沼の水篇」「雪の日も糀甘酒篇」「魚沼醸造の糀甘酒篇」が、7月20日から全国で放送される。 糀甘酒シリーズのイメージキャラクターを務めるのん。「魚沼の水篇」ではのんが草の生い茂る道を歩く姿や、川の水で顔を洗う様子などが映し出されている。「雪の日も糀甘酒篇」は、ストーブの前で温めた糀甘酒を飲むシーンや雪景色を眺める場面、「魚沼醸造の糀甘酒篇」は新潟・魚沼に新しくできたマルコメの工場を見学する姿などが確認できる。 放送に先駆けて、日7月3日に『マルコメ プラス糀 糀甘酒 2019年 新CM発表会』が開催。のんに加えて、さらば青春の光が登壇した。のんは魚沼でのロケを振り返って「素敵でしたね。緑が豊かで、すごい美しい自然に囲まれてたので、癒されました」「自然の中で、川の音とか、鳥の声とかを聞いていたので、ホッてしながら撮影できましたね」と語った。 イ

    のんが糀甘酒&魚沼の自然を堪能、マルコメ「糀甘酒」新CMの動画公開 | CINRA
    nekomori
    nekomori 2019/07/23
  • ジョン・ケージ“4分33秒”をNew Orderら50組超がカバー、映像集5月発売 | CINRA

    映像作品『STUMM433』が5月にリリースされる。 音楽レーベル「MUTE」の設立40周年企画『MUTE 4.0 (1978 > TOMORROW)』シリーズのメインプロジェクトとなる『STUMM433』は、50組以上のレーベル関連アーティストが、1952年に発表されたジョン・ケージの“4分33秒”を独自の解釈で演奏した映像作品を集めたボックスセット。第1弾として、クロアチアのパフォーマンスアーティストのヴラスタ・デリマーとスロヴェニア製の空中浮遊するターンテーブルをフィーチャーしたLaibachの作品が公開された。 レーベル創始者のダニエル・ミラーはこのプロジェクトについて「ジョン・ケージの“4分33秒”は自分の音楽人生の中で長い間、重要で刺激を受けた楽曲としてずっと存在していたんだ。MUTEのアーティスト達がこの曲を独自の解釈でそれぞれやったらどうなんだろう?というアイデアは、実はサ

    ジョン・ケージ“4分33秒”をNew Orderら50組超がカバー、映像集5月発売 | CINRA
  • 「DASH村」はTOKIOをどう変えた? 番組プロデューサーに訊く | CINRA

    TOKIOの五人が大自然を舞台にマルチな活躍をみせる異色のバラエティー番組として、子どもから大人まで幅広い層に愛されている『ザ!鉄腕!DASH!!』(日テレビ系)。その人気企画「DASH村」で経験を積み、今や自然体験のエキスパートと言えるほどの存在となったTOKIOは、自然とふれあい、農業を学ぶことで、どのように変化し、成長したのだろうか。 自然の魅力とそこでの体験価値を発見する東京都の新事業『Nature Tokyo Experience』の始動にあたり、『ザ!鉄腕!DASH!!』のプロデューサー・島田総一郎に話を訊いた。都会暮らしのアイドルテレビマンが、「DASH村」にハマった理由はどこにあるのか。都市で生活する現代人がいきなり自然に飛び込む面白さや感動、「DASH村」の経験から島田が実感した地域住民と交流することの面白さなど、大いに語ってもらった。 「DASH村」には、何もないが

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  • 世間に誤解されてきた戸川純、貪欲に生き抜いてきた35年を語る | CINRA

    1980年代をニューウェイブの歌姫としてセンセーショナルに駆け抜け、一方では女優として『釣りバカ日誌』や『男はつらいよ』といった国民的な作品に出演し、ドラマやバラエティーでも活躍するなど、その特異な個性が光った戸川純。彼女がVampilliaとのコラボレーションによって過去の名曲を再録したアルバム『わたしが鳴こうホトトギス』を発表した。 今回の取材では、歌手活動35周年を記念した作品のリリースにあたり、戸川のキャリアを改めて総括。「不思議ちゃんとかメンヘラとか、さんざん言われてきたわよ」と笑って語る彼女の表現の源泉に迫った。 女優と歌手を並行させながら時代と戦った80年代から90年代。そして、体調を崩しながらも、女優と歌手を続けることに執着し、「生きる」ことへの情熱を燃やす現在。このインタビューによって彼女の人となりや哲学が伝わることを願いたい。 「私のことわかって」だけだったら歌わない。

    世間に誤解されてきた戸川純、貪欲に生き抜いてきた35年を語る | CINRA
  • 漫画『ゴールデンカムイ』の狩猟料理を提供する店舗、渋谷に限定オープン | CINRA

    料理店「渋谷道玄坂ゴールデンカムイ軒 supported by 渋谷百軒店ノ小屋」が、9月22日に東京・渋谷に1日限定オープンする。 同店は、野田サトルの漫画ゴールデンカムイ』に登場する料理を提供する店舗。ジビエ料理店・渋谷百軒店ノ小屋の協力のもと、クマやウサギをはじめとする材を調達し、『ゴールデンカムイ』に登場する狩猟料理を再現する。 レシピは作中の描写を参考にし、ウサギ肉のつみれを行者にんにくなどで味付けした「ウサギのチタタプの汁物」、シャチの脂肪を使った油で揚げた「子持ち昆布の串揚げ」、ヒグマを使った特別な料理などを、全品無料のコースメニューとして提供。入店には事前予約が必要となり、応募多数の場合は抽選が行なわれる。詳細は『ゴールデンカムイ』のオフィシャルTwitterアカウントで告知される。 『ゴールデンカムイ』は2014年から『週刊ヤングジャンプ』で連載されている作品。明治後

    漫画『ゴールデンカムイ』の狩猟料理を提供する店舗、渋谷に限定オープン | CINRA
    nekomori
    nekomori 2016/08/12
  • 八代亜紀が語る、ホステスや罪人の哀しみも支えてきた歌手人生 | CINRA

    “舟唄”“雨の慕情”“愛の終着駅”……ヒット曲を数多く持つ演歌界の大御所が、この数年、新たな音楽ジャンルへの挑戦を続けている。2012年にリリースしたジャズアルバム『夜のアルバム』は世界75か国で配信され、ニューヨークのジャズクラブ「Birdland」でのライブも実現させた。マーティ・フリードマン作曲“MU-JO”ではロックにも挑んだ。今回リリースされる『哀歌-aiuta-』はブルースアルバム。寺岡呼人プロデュースの作は、ブルースの名曲カバーに加え、THE BAWDIES、横山剣、中村中からの楽曲提供を受け、歌手・八代亜紀の心をブルースに注いだ。 人に寄り添い、共に悩み、その声を届ける。八代は、「私は表現者ではなく代弁者」と語る。八代亜紀の音楽には、哀しみの中にある人への眼差しが通底する。だからこそジャンルを越境しようとも、決してジャンルに飲み込まれない温かみを帯びる。終始微笑みながら丁

    八代亜紀が語る、ホステスや罪人の哀しみも支えてきた歌手人生 | CINRA
  • リリー・フランキーVSピエール瀧、三池崇史監督『極道大戦争』から死闘場面写真 | CINRA

    6月20日からTOHOシネマズ新宿ほか全国で公開される三池崇史監督の新作映画『極道大戦争』から、場面写真が公開された。 市原隼人が主演を務める『極道大戦争』は、ヤクザヴァンパイアに噛みつかれた人間が、次々とヤクザ化してしまうというオリジナルストーリー作品。今回公開されたのは、リリー・フランキーが演じる最強伝説をもつヤクザヴァンパイアである組長・神浦が日刀を振りかざしている姿と、対立する極道の組長・羅漢役のピエール瀧が銃を片手に目と口を大きく開いている写真。また、場面写真以外にも、リリーと瀧に加え、三池監督が並んでポーズをとっている写真も公開された。 同作でアクションに初挑戦するリリーは、「これまでは、自然体な感じの役で呼んでいただくことが多かったので、汗を流すとか、身体を動かすということを、ほとんど経験したことがなくて。そういう意味でも、今回はすごく爽快感がありましたし、撮影が終わったあ

    リリー・フランキーVSピエール瀧、三池崇史監督『極道大戦争』から死闘場面写真 | CINRA
  • どうなる? 相次ぐ閉鎖による、首都圏ライブ会場不足問題 | CINRA

    東京厚生年金会館、渋谷公会堂、中野サンプラザという「御三家」 2月1日、赤坂BLITZで行なわれたリッチー・コッツェンの来日公演を観たが、椅子席が用意された全席指定ライブだった。興行の規模や客層に配慮した措置と思われるが、ライブハウスでの座席指定は列ごとの段差が生じないために、自分の背丈や前の客の図体によってはとことん視界が塞がってしまう環境が生まれやすい。ライブハウスで一度定まった席から動けないというのは、スタンディングで見えにくい位置取りになった、とは違った煩わしさがあるし、大きい会場だから仕方ないと諦めることもできずにもどかしい。他の同規模のライブハウスでも何度か全席指定のライブを体験したが、なかなか慣れることがない。 海外アーティストが、ひとまずクラブギグで来日して夏フェスで改めてやってくる流れがすっかり慣例化しているが、15年ほど前まで中堅クラスの来日公演といえば、東京厚生年金会

    どうなる? 相次ぐ閉鎖による、首都圏ライブ会場不足問題 | CINRA
  • 日本のSFを多角的に紐解く企画展『日本SF展・SFの国』、監修は筒井康隆と豊田有恒 | CINRA

    におけるSFの過去と未来を探る企画展『日SF展・SFの国』が、7月19日から東京・芦花公園の世田谷文学館で開催される。 未来を語るために想像力を磨き、それぞれの表現を追求してきた日SF作家たち。同展では、展覧会を「日SF大学校」に見立てた構成で、多彩な資料から作家たちがSFという表現を通じて何を伝えようとしたのかを紐解いていくと共に、小説漫画、アニメ、ゲームなど様々なメディアに溶け込んでいる日におけるSFの未来を探っていく。監修は筒井康隆と豊田有恒が務める。 会場では、日SFの父と称される海野十三をはじめ、1959年に創刊された早川書房の『SFマガジン』などSF誌の歴史、1963年に創刊された「創元SF文庫」やSF作品を彩る挿絵の魅力、日SF第一世代と呼ばれる星新一、小松左京、手塚治虫、筒井康隆、真鍋博といった作家たちの資料が紹介される。さらにとり・みきが同展のために制

    日本のSFを多角的に紐解く企画展『日本SF展・SFの国』、監修は筒井康隆と豊田有恒 | CINRA
  • ミュージシャンで音楽プロデューサーの佐久間正英がスキルス胃がんを告白 | CINRA

    音楽プロデューサーでミュージシャンの佐久間正英が、スキルス胃ガンであることを自身のオフィシャルサイトで明らかにした。 日8月9日に同サイトで公開された「goodbye world」と題された記事によると、佐久間は今年4月上旬に医師からスキルス胃ガンであることを告げられ、転移部位の問題もあり、「すでに手の施し様はあまりない事」を聞いたという。同サイトではその後の闘病生活や病状が報告されており、8月6日に東京・代々木第一体育館でのライブ番前に脳の障害が発症したこと、8月14日に脳腫瘍の手術を受ける予定であること、さらに「やりたいこと、やらなければならないこと、やりかけたこと、守りたいモノ・人、伝えたかったこと・想い…がたくさんある。それらをどうしたら良いのか、未だに皆目検討はついていない」と現在の心境が綴られている。全文はオフィシャルサイトで確認しよう。 1952年生まれの佐久間は、四人囃

    ミュージシャンで音楽プロデューサーの佐久間正英がスキルス胃がんを告白 | CINRA
  • Daft Punk“Get Lucky”日本独自PV公開、ダンディ坂野、林修、ラッキィ池田ら出演 | CINRA

    日5月22日に国内盤がリリースされたDaft Punkのニューアルバム『Random Access Memories』から、シングル曲“Get Lucky”の日オリジナルミュージックビデオが公開された。 YouTubeで公開中の同映像には、タイトルの“Get Lucky”にちなんで、一発芸「ゲッツ」で一世を風靡したタレントのダンディ坂野と振付師のラッキィ池田が出演しているほか、冒頭には「昔の夢はギタリストだった」という東進ハイスクール講師の林修も登場。なお、同映像には5月18日に東京・笹塚ボウルで開催されたリスニングイベントに参加した来場者たちの映像も使用されている。同作のリリースを記念する企画「日ダフト・パンク化計画」が、ソニーミュージック洋楽のオフィシャルfacebookページで実施されている。 『Random Access Memories』は、Daft Punkにとって200

    Daft Punk“Get Lucky”日本独自PV公開、ダンディ坂野、林修、ラッキィ池田ら出演 | CINRA
  • アニメシーンを逆走する『惡の華』 しのさきあさこ×長濱博史対談 | CINRA

    閉鎖的な山村に生きる平凡な少年少女たちに芽生える、仄暗いエロティシズムへの劣情とその爆発。押見修造原作の漫画『惡の華』はその禁忌を感じさせるテーマから熱心なファンに愛されている。しかも2013年4月より放映開始したテレビアニメは、いわゆる「萌え」のようなありがちな表現とは対極のものを作り上げ、同作はさらに話題を集めることになった。実写撮影を利用して生の淫靡さと不気味さを同居させた特異な映像、エンディングに流れるASA-CHANG&巡礼“花 -a last flower-”の禍々しい響き、そして組曲として全4曲が用意されたオープニング。どこまでもハードコアな表現は今どきのアニメには見られないものばかりだ。オープニング曲を手がけたのはバンド「宇宙人」のしのさきあさこ。神聖かまってちゃんのの子や後藤まり子、南波志帆らがゲストボーカルとして参加し、奇矯なアレンジワークの冴える楽曲はどのように作られ

    アニメシーンを逆走する『惡の華』 しのさきあさこ×長濱博史対談 | CINRA
  • 電気グルーヴがサブカルチャーに残した爪あと | CINRA

    やっぱり、電気グルーヴみたいなグループ、他のどこを探してもいない。3年半ぶりの新作アルバム『人間と動物』を聴くと、改めてそう痛感させられる。全曲歌モノ、80年代ニューウェーブ感満載のサウンド、ナンセンスな歌詞――。しかし、そうやって要素を並べてみても、その音の格好良さ、ふつふつとこみ上げてくる面白さは、上手く説明できない感がある。「『WIRE』を主宰し日のテクノシーンを牽引する石野卓球」「CMやバラエティ番組、映画でも活躍するピエール瀧」というプロフィールこそ知られていても、それだけでは二人が電気グルーヴとして集まったときに生まれる不思議な爆発力を伝えられないような気もする。5年ぶりの全国ツアー『ツアーパンダ』も始まった今、改めて「電気グルーヴとは一体何なのか?」、そして「今の10代に電気グルーヴのヤバさを伝えるとしたら、果たしてどうすればいいか?」というテーマのもと、臨んだインタビュー

    電気グルーヴがサブカルチャーに残した爪あと | CINRA
  • メッセージは必要ない 細野晴臣インタビュー | CINRA

    はっぴいえんど、ティン・パン・アレー、YMO、そして数々の素晴らしいソロ作…これまで細野晴臣が日音楽シーンに与えた影響の大きさは計り知れない。近年はSAKEROCKをはじめとした若手との交流も活発で、そのポジションは紛れもなく唯一無二である。ソロデビュー作『HOSONO HOUSE』以来、実に38年ぶりの全曲ボーカルアルバムとなった新作『HoSoNoVa』は、外へ外へとアピールすることが前提となった現代のカルチャーに背を向け、自らの中へ中へと旅をして作り上げた作品だという。震災以後でも、この作品が変わらぬ温度と強度を持って響くのは、これまで自然体で変化を受容しながらも、自らの中に確固たる表現基盤を築き上げてきた、細野の作品ならではだと言っていいだろう。 地震の後の1ヵ月半ぐらいは音楽自体聴いてなかった ―『HoSoNoVa』のブックレットに「全曲を数ヶ月に渡り聴き過ぎてしまい、完成すれ

    メッセージは必要ない 細野晴臣インタビュー | CINRA
  • 山本精一、Maltine Recordsなど宅録&DIYミュージックを網羅のガイド本 | CINRA

    自宅録音などハンドメイドに作られる音楽の世界を紹介したガイド『宅録D.I.Y.ミュージック・ディスクガイド HOMEMADE MUSIC』が、3月18日に刊行された。 同書では、潤沢な予算や立派な環境がなくとも、様々なアイデアと情熱をつめこみ、まるで「ZINE」や「リトルプレス」のように音楽を作っているアーティストや、膨大なディスレビューを掲載。 ハウスレコーディングの基礎知識から、山精一、曽我部恵一へのインタビューや、500枚程度の小ロット生産だからこそできる特殊パッケージ、ニコニコ動画やボーカロイドの登場により盛り上がりを見せる同人音楽、ネットレーベル「Maltine Records」訪問記など、アナログとデジタルの枠を越えた、幅広いDIYミュージックを取り上げている。 著者は、yoga'n'ants、元CITRUSのメンバーとしても知られるグラフィックデザイナーの江森丈晃。執筆陣

    山本精一、Maltine Recordsなど宅録&DIYミュージックを網羅のガイド本 | CINRA
  • メディアアートの祭典『アルスエレクトロニカ』の特集展、岩井俊雄、明和電機らの作品も | CINRA

    『アルスエレクトロニカ』の30周年を記念した日のメディアアートの特集展『サイバーアーツジャパン−アルスエレクトロニカの30年』が、2月2日から東京都現代美術館で開催される。 『アルスエレクトロニカ』とは、1979年にオーストリア・リンツ市で創始された世界最大の電子芸術フェスティバル。約5日間に渡って開催される100を超える多彩なイベントに、毎年10万人以上の観客が集まるのと同時に、多数の新しい才能を世界に送り出してきた。また、これまでに冨田勲、坂龍一+岩井俊雄や明和電機などをはじめとする日人も多数の受賞と参加を遂げており、日とも深い絆で結ばれてきた歴史をもっている。 同展は、そんな『アルスエレクトロニカ』について、日との関わりを中心に紹介する特集展だ。「平野啓一郎+中西泰人+森野和馬+ケンイシイ」や岩井俊雄、明和電機、八谷和彦といった歴代受賞者による受賞作や近作、新作が展示される

    メディアアートの祭典『アルスエレクトロニカ』の特集展、岩井俊雄、明和電機らの作品も | CINRA