嬉野市:新年度予算案 131億8200万円、前年比9.3%の大幅増 /佐賀 毎日新聞 2月28日(火)16時31分配信 嬉野市は27日、総額131億8200万円の12年度一般会計当初予算案を発表した。前年度比9・3%の大幅増で、過去最大規模。旧塩田町地区などで大型事業があるためで、谷口太一郎市長は「ようやく全体的な基盤整備が整うことになる」と述べた。 九州の自治体では初というピロリ菌検査費用の助成を30歳の市民を対象に行うとして50万円を計上した。3月1日開会の市議会に提案される。 他の主な新規事業は、デジタル方式による防災行政無線を市内全域で整備3億2500万円▽塩田地区への社会文化体育館建設5億3900万円▽医療費全額助成の中学生までの拡大1070万円▽塩田中校舎と体育館の耐震化および改築事業2億4700万円−−など。 2月28日朝刊 【関連記事】 武雄市:当初予算案 一般会
コミュニケーション支援機器:活用法、70人が体感 佐賀で研修会 /佐賀 毎日新聞 2月28日(火)16時31分配信 進行性の難病「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」や人工呼吸器使用などで、体や言葉が不自由な人の意思疎通をサポートする「コミュニケーション支援機器」について学ぶ研修会が25日、佐賀市で開かれた。医療従事者や患者家族ら約70人が参加し、活用方法を体感した。 国立病院機構長崎川棚医療センターの作業療法士、植田友貴さんが講演。スイッチ一つでパソコンを操作する機器などの実例を紹介しながら「できなくなったことを取り戻して生活の質向上につなげるという意味で、機器活用もリハビリの一環」と呼びかけた。 会場では、さまざまな支援機器を展示。ボタン一つで操作できる、五十音や簡単な言葉が並んだ文字盤や、視線だけで言葉を入力できる機器などを実演しながら紹介した。【蒔田備憲】 2月28日朝刊 【関連
◇「出たとこ勝負で」 再発・悪化考えぬよう 伊万里市で暮らす前田明里(あかり)さん(50)は6、7年前、靴を履くことができない程、右足首がむくんだ。微熱が続くようになり、数カ月後には右すねがこぶし大に腫れて入院。炎症が全身に広がり、口の中は喉まで口内炎ができた。つばを飲み込むことできず、会話は筆談。膠原(こうげん)病の一種「ベーチェット病」と診断された。 症状が落ち着いた退院直前、血小板の数値が異常を示した。別の病気が発症した。血液のがん「骨髄異形成症候群」(MDS)を告げられた。 数値の悪化が止まったため経過観察することになり、経営していた飲食店を再開。しかし口内炎などの症状悪化と入院を繰り返した。3度目の退院後に閉店し、療養した。 「私は死ぬのに、生きている人がうろうろしている」。テレビが嫌いになった。薬の副作用などで横になっても体の上から石で押さえつけられているような倦怠(け
熱戦:J1サガン鳥栖 プレシーズンマッチ 開幕戦へ上げ潮ムード 新チーム、ガンバ降す /佐賀 毎日新聞 2月26日(日)14時51分配信 サッカーJ1・サガン鳥栖は25日、ホームのベストアメニティスタジアムで、ガンバ大阪とプレシーズンマッチで対戦し、2−1で勝った。新チームは上げ潮ムードで3月10日のセレッソ大阪との開幕戦に臨む。【馬場茂、春田周平】 サガンは、前半の立ち上がりから押し気味に試合を展開。短いパスをつなぎ、FW豊田陽平選手へとボールを集める得意の攻撃をしかけて優位に立った。 後半、ガンバは攻勢をかけて主導権を奪おうとする。サガンは粘り強い守りでしのぎ、25分には、FW豊田選手が右から上げたボールを、MF野田隆之介選手が頭で合わせて先制した。 3分後にはPKをFW豊田選手が冷静に決め、2−0とガンバを引き離す。40分にゴール前のクリアミスで、こぼれ球をガンバのFWラフィー
佐賀銀:九州初、耳の不自由な人対象に来月からサービス 振動式呼び出し機、通帳に耳マーク /佐賀 毎日新聞 2月22日(水)15時42分配信 ◇障害者にやさしい環境作りを 佐賀銀行は3月1日、耳が不自由な客を対象に、通帳に「耳マーク」シールを貼って窓口行員が適切な対応を取れるようにするサービスを始める。振動式呼び出し機も新たに導入し、音声呼び出しの代わりに耳の不自由な客に手渡す。同行によると、ともに九州の銀行では初めてのサービスという。 耳マークは聴覚障害を示すシンボルマーク。これまでも同行は全営業店の窓口にマークを表示し、筆談ボードなどでの対応をしてきた。しかし表示だけでは客が申し出にくいため、希望者を対象に通帳の表紙裏にマークのシールを貼り、通帳を提示するだけで窓口行員に伝わるよう工夫した。 振動式呼び出し機の導入は、聴覚障害者団体との打ち合わせで要望があったため。店内が広くて利用
小城市は20日、総額190億2400万円の12年度一般会計当初予算案を発表した。新事業として、県内で初めて乳児のロタウイルスワクチン接種費用助成に172万円を計上した。江里口秀次市長は「肝不全や脳炎など重症化する例もあるので予防したい」と話した。3月1日開会の市議会に提出される。 予算は前年度比8億3200万円(同4・2%)減。減額は05年3月に市制施行後初めて。国営総合農地防災事業が11年度で終了したことや、地方債の繰り上げ償還を7億3200万円減額したことが主な要因。 その他の主な新規事業は、定住人口増加と人口流出防止の定住促進1200万円▽住宅用太陽光発電システム設置補助1000万円−−など。【春田周平】 2月22日朝刊 【関連記事】 事件:社債の購入持ちかけられ福岡の86歳被害/県警が詐欺容疑で捜査 タウンたうん:農耕儀礼などの絵馬展示−−佐賀 /佐賀 タウンたうん:
医師や看護師の乗ったヘリコプターが患者を救急搬送し、医療機関へ向かう間も治療を施す「ドクターヘリ」の導入に向け、県は12年度当初予算案に90万円を計上した。従来は財政難などから隣県のヘリを共同利用する形だったが、昨年の東日本大震災発生で所有の必要性を認識し、方針転換した。 県医務課によると、県内のドクターヘリはこれまで、隣県の福岡、長崎との共同運航でカバーしてきた。福岡県のヘリは久留米大(同県久留米市)が拠点で、共同運航は03年9月から。長崎県のヘリは同県大村市の長崎医療センターが拠点で、09年10月からの共同運航だった。 県内への出動回数は09年度が42回だったのに対し10年度は87回で倍増。11年度も10月までで88回と既に前年度を上回っている。「二重のカバー」のメリットで、どちらからも出動を断られるという事例はまだなく、これまでドクターヘリの導入には積極的ではなかった。 だが大
県は4月1日付で県立産業技術学院長に嬉野市文化連盟常任理事の織田良範氏(61)を採用すると発表した。昨年11月に初めて民間から公募し、19人の応募者の中から論文と面接などで選ばれた。任期は2年で、最長4年まで延長できる。 織田氏は元県立高教諭で有田工高、佐賀工高の校長などを歴任し11年3月定年退職。県雇用労働課の担当者によると、教育現場での手腕などが評価されたという。 2月18日朝刊 【関連記事】 鹿島の火災保険金詐欺:被告が起訴内容を否認−−初公判 /佐賀 試食展示会:湯豆腐と老舗たれ、コラボ−−嬉野 /佐賀 諫早湾干拓事業:開門調査 副農相、きょう来県 漁業関係者と意見交換 /佐賀 タウンたうん:木彫りのひな人形120点−−鹿島 /佐賀 アンケート:健康な人と比較、難病者生きる力強い 「自己超越性」分析、高い結果出る /佐賀
馬渡島大火:きょう百周年法要 物資や水援助、説法で激励…泉谷夫妻と本眞尼の遺徳しのぶ /佐賀 毎日新聞 2月18日(土)14時35分配信 1918年の火事で68戸を焼失した唐津市鎮西町馬渡島宮ノ本区で18日、大火百周年法要がある。被災を新聞で知り私財を投じて援助した大阪市の木綿問屋・泉谷儀三郎さん花子さん夫妻のひ孫・泉谷隆行さん(兵庫県加古川市)が参列する。実際には94周年だが、当時を知る人が少なくなる中、前倒しで百周年法要を計画した。 大火は18年1月30日。馬渡島小西側の小屋から出火し、付近のワラ屋根に燃え移った。呼子町などから海を渡って消防車が駆け付けたが、焼け野原となった。当時、島には250戸あり、このうち3分の2はカトリック信者。被災したのは残り80戸の仏教徒が住む島南側の本村(現在の宮ノ本区)だった。 それを知った花子さんの依頼で愛知県吉田町(現西尾市)の徳雲寺の颯田本眞尼
県内の難病患者の就労を支援するシンポジウムが18日午後1時半、佐賀市神野東の県駅北館で開かれる。社会で孤立している難病患者の就労の実態を知ってもらい、社会全体の課題として考えるのが目的。 NPO法人県難病支援ネットワークの主催で毎年開いている。今年は「あなたの『働きたい』を応援します!」がテーマ。千葉市の独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構障害者職業総合センターの春名由一郎・上席研究員による講演に続き、ハローワーク佐賀の就職促進指導官▽県難病相談・支援センターの就労支援員▽難病患者を雇用する企業の役員−−に、本紙佐賀版連載「難病カルテ」にも登場したネフローゼ症候群患者の中川明子さんや、連載担当の蒔田備憲記者を加えたパネル討論がある。 無料。県難病相談・支援センターの担当者は「それぞれの長所を生かして就労につなげるにはどうすればいいかを考えたい」と話している。問い合わせは同センター
出題ミス:佐賀大院、外国人留学生向け試験で 合格判定影響なし /佐賀 毎日新聞 2月11日(土)14時50分配信 佐賀大は10日、実施した同大大学院経済学研究科の外国人留学生向け試験(9日)で、出題ミスがあったと発表した。合格判定などに影響はないという。 同大入試課によると、ミスがあった科目は小論文で、受験者は4人。「日本企業のアジア現地法人の売り上げが進展してきた要因は〜」とすべきところ、「進展」を「親展」を誤記した。出題者とは別の複数の教員がチェックしたが、見つけることができなかったという。 誤読した回答がないことなどから得点調整はしないという。同課は「点検・確認の手順を見直し、再発防止に努める」とコメントした。【蒔田備憲】 2月11日朝刊
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く