カッパのフィギュア約1300点を展示する「海洋堂かっぱ館」(高知県四万十町)の宮脇修館長(84)が愛媛県庁を訪ね、中村時広知事に同県内の全小中学生約11万6千人分の招待券を贈呈した。 宮脇館長は世界的模型メーカー「海洋堂」の創業者で、昨年7月、同社の作品などを展示する施設「海洋堂ホビー館四万十」(同町)を開館。新たに今月、全国から公募したカッパのフィギュアなどを展示する「かっぱ館」を開館させた。中村知事は5月に高知県で行われた「愛媛・高知交流会議」の際、建設中の「かっぱ館」を訪れている。 宮脇館長は「多くの子供たちに来館してもらい、創作の意欲を呼び起こしてほしい」と招待券の目録を贈呈。中村知事は「南予(県南西部)とも連携していただき、関西をターゲットに観光客を呼び込みましょう」と提案した。