◇「心の古里」 四国内の愛好家でつくる10団体が全国各地に伝わる歌や踊りを披露する「東尾流第43回日本民謡民舞を楽しむ会」が27日、高松市のサンポートホール高松で開かれた。約450人が北海道から沖縄までの31の郷土芸能を堪能した。 今年は、源平の古戦場である同市の屋島にスポットを当て、源平ゆかりの演目を集めた。「さぬきの郷土芸能」として、屋島に伝わる「太三郎狸(たぬき)伝説」をもとに創作された「さぬきばやし・たぬき踊り」を保存会が紹介。テンポの良いリズムに乗ったコミカルでユーモラスな踊りは会場内の笑いを誘った。 毎年見に来るという同市錦町の藤岡止岐子さん(82)は「今年も『心の古里』を楽しめました」と話した。【松田学】 11月28日朝刊 【関連記事】 かがわ産業教育フェア:高校生が学習成果を披露 栽培米で来場者と餅つき /香川 常習賭博:高松のゲーム店摘発 容疑で従業員ら逮捕