病死した母親とみられる女性の遺体を自宅に放置したとして、埼玉県警川口署は26日、同県川口市西川口3の無職、田島好典容疑者(43)を死体遺棄容疑で逮捕した。同署によると「(死亡が分かると)母の年金を打ち切られると思った」と供述し、容疑を認めているという。 逮捕容疑は8月下旬ごろ、自宅アパートの居間に女性の遺体を遺棄したとしている。田島容疑者は遺体の身元を2人暮らしだった母(68)と認めており、同署が確認中。別事件の捜査で署員が25日夜、田島容疑者方に母を訪ねた際、ビニールシートをかけられて段ボールの上に寝かされていた遺体を見つけた。 同署によると、田島容疑者は約2年前から無職で、母の年金で生活しており、死亡後も年金を受け取っていた可能性もある。「母は8月下旬にトイレに行くときに倒れた」と話しており、遺体に目立った外傷もないことから病死とみて調べている。【平川昌範】 【関連記事】 女児
政府は26日、10年度の文化勲章受章者7人と文化功労者17人を決定した。文化勲章は▽原子核物理学・学術振興の有馬朗人氏(80)▽建築の安藤忠雄氏(69)▽有機合成化学の鈴木章氏(80)▽演劇の蜷川幸雄氏(75)▽有機合成化学の根岸英一氏(75)▽服飾デザインの三宅一生氏(72)▽日本中世史の脇田晴子氏(76)−−に贈られる。文化功労者はスポーツの王貞治氏(70)ら17人に決まった。鈴木氏と根岸氏は文化功労者にも選ばれた。 安藤氏は現代建築の分野で実績を上げるとともに歴史的建造物の再生にも手腕を発揮。国内外で大規模な改修に携わった功績が認められた。蜷川氏はシェークスピア全作品上演や「ハムレット」の英国公演など、国内外での活動が評価された。 王氏は現役時代、長嶋茂雄氏(74)と組んで読売ジャイアンツの3、4番を務め、国民的ヒーローとして人気を集めた。プロ野球界からの文化功労者は、いずれもジ
埼玉労働局は25日、高校生や大学生の就職活動を支援する「新卒者就職応援本部」(本部長・苧谷(おたに)秀信局長)を設置し、さいたま市内で初会合を開いた。今後、大学生を中心に内定率などの就職状況を定期的に調査し、年内にも公表していくことを確認した。 応援本部は、労働局や関東経済産業局、大学や県などで構成。会合では、県内に本部やキャンパスのある約50の大学・短大から、内定に向けた課題を聞き取り調査するほか、県内の中小企業などを対象に採用の決め手となる学生の技能や能力に関するアンケートを行うことも決めた。【佐藤丈一】 10月26日朝刊 【関連記事】 社説:就活時期見直し 大きな風を起こしたい JEX:パイロット訓練生内定取り消しで100万円支給 外国人留学生:日本で就活…学生支援機構が準備セミナー 幸楽苑:3年以内の既卒者を新卒採用対象に 就職支援:主要経済団体に要請書 文科相ら3
10月25日、女子テニスのエレナ・ヤンコビッチ(写真)が、シーズン最終戦のWTA選手権に向けて抱負を語った。24日撮影(2010年 ロイター/Fadi Al-Assaad) [ドーハ 25日 ロイター] 女子テニスのシーズン最終戦、WTAツアー選手権に向けて、故障からの復活を目指す元世界ランク1位のエレナ・ヤンコビッチ(セルビア)が抱負を語った。 ヤンコビッチは25日の記者会見で、「体調はまだ万全ではない。度重なる故障の影響で、シーズン前半の調子がまだ戻らない。また、足首のねんざと腰痛で試合に向けて十分な準備ができなかったことが、自信にも影響した」と語った。 しかし、同選手権3回目の出場となるヤンコビッチは、「この過酷な環境でベストを尽くしたい」ともコメント。過去の経験を生かして、当地の暑さと湿度に対処したいと述べた。 ヤンコビッチは、26日─31日の日程で開催される同選手権で、世界
今年限りでクラブチーム「茨城ゴールデンゴールズ(GG)」の監督から勇退することを表明していたタレントの萩本欽一(69)が25日、都内で会見し、後任監督に女性の片岡安祐美内野手(23)を指名したことを明らかにした。すでに本人には伝え、選手兼任になるという。自身の最終指揮試合は、12月12日にレッドソックスの松坂大輔投手(30)率いる「サムライ」戦(平塚)になる。来年以降については、自身の主戦場とも言えるテレビに活動の拠点を置く意欲を示した。 ◇ ◇ サプライズの“置き土産”だった。 勇退試合を発表した萩本監督は後任について「この球団の(監督の)条件を考えました。野球が一番下手で意見を言えない人。選手が自由にできる人。探して決めました。片岡安祐美です」と発表。23歳の“茨城GGのアイドル”を次期監督に指名したと明かした。 本人には通達済みで、「“え〜、え〜”って。(次期監督と)言った
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