酒に酔ってタクシーの運転手を殴ったとして、警視庁新宿署は6日、暴行と器物損壊の現行犯で、朝日新聞東京本社写真センター記者、細川卓容疑者(27)=東京都新宿区西新宿=を逮捕した。同署によると「酒に酔って殴ったことは覚えていない。運転手がそう言うなら間違いない」と容疑を認めている。 逮捕容疑は6日午前0時35分ごろ、新宿区西新宿の路上に停車中のタクシー車内で、料金の支払いをめぐり運転手の男性(63)と口論になり、男性の顔を殴った上、運転席の後ろに付いている防護板を足でけって壊したとしている。朝日新聞社広報部は「社員が逮捕されたことを重く受け止め、社員教育をより一層徹底させていく」とコメントした。 【関連記事】 NHK記者は停職3カ月 「組織の問題」甘い処分 拝啓 岡崎トミ子国家公安委員長殿 日本の過去よりまず自分の過去と向き合うべきではないですか? 「私の2年半は何だったのか…」無念