【東京】インコが好きでたまらずに「その良さを伝えたい」と今年6月、会社を辞めて新たな道に踏み出した自称「インコ編集長」のタカギタイキチロウさん(35)。妻と9羽のインコと暮らしながら、インターネットを介した人とのつながりを駆使して、小鳥イベントの開催やインコ柄Tシャツ、インコ短歌集の販売など矢継ぎ早に活動を展開中だ。情熱の源と展望を聞いた。 ◇飼って心豊か ポップに発信−−タカギタイキチロウさん(35) −−インコとの出会いは。 映像制作会社でディレクターをしていて、2年前、小鳥の飼い方のDVDを作る仕事が巡ってきました。撮影のために初めてセキセイインコを飼育し、「なんて可愛い」と感動。表情があって頭も良くて、コミュニケーションが取れる。飛べるし、色も鮮やか。小さいのにプライドも。インコで人生が変わりました。 −−なぜ仕事を辞めたのか。 飼い始めて、インコは世間でちょっと軽く扱わ