◆広島3―4巨人(15日・マツダスタジアム) 心底、ホッとした。2点を奪われ2点差に迫られた5回。グライシンガーは、2死二塁で、右前に落ちそうな打球をダイビングキャッチした長野を、手を差し伸べてベンチ前で出迎えた。「勝ったことはうれしいけど、勝利は守備と中継ぎによるものが大きい」と素直に感謝の言葉を並べた。 4回までは内野安打1本に抑えたが、5回は先頭の栗原にストレートの四球を与えると、丸にタイムリーを浴び、嶋の打席で暴投したが、なんとか踏ん張った。「序盤から思い通りの投球ができなかった。それでも何とかボールを低めに集めることに集中した」。5回2失点。先発として最低限の仕事を09年9月10日の横浜戦(横浜)以来、1年8か月ぶりの白星を手に入れた。「長かった」と本音を口にした。 09年3月に右肘を手術し、昨季は0勝2敗。背水で迎えた今季だったが、開幕後はどん底を味わった。4月16日の今季
来年のロンドン五輪を見据えた日本アマチュアボクシング連盟の第1次強化合宿は15日、兵庫・西宮市内で打ち上げた。お笑いコンビ「南海キャンディーズ」のしずちゃんこと、ミドル級(69〜75キロ)で参加した山崎静代(32)は初の実戦となるスパーリングで、3度のダウンを奪い“TKO勝ち”を収めた。 前へ前へ、しずちゃんががむしゃらに手を出した。初回に1度、2回に2度スタンディングダウンを奪い“TKO(RSC)”。相手は2階級下のライトウエルター級の選手。身長で18センチ、体重で14キロ上回っただけに当然とも言えるが、「結果としてはうれしいです」と初の本格スパーでの勝利に胸をなで下ろした。 まだまだ未熟なことも自覚している。「気持ちだけで、技術が全然追いついていない。足が動いていないし、手しか出していない」。それでも表情は明るかった。指導を続ける梅津トレーナーも「今日時点ではほめられる」とうなずい
法務省は、中村明福島地検検事正を16日付で交代させる人事を発表した。 東日本大震災後、同地検が勾留中の容疑者を処分保留で釈放したことが問題となっており、事実上の更迭とみられる。中村氏は最高検検事に転出し、後任には飯倉立也鹿児島地検検事正が就く。 福島、仙台両地検は「容疑者の身体の安全確保、被害者や参考人を呼び出しての事情聴取が困難な状況になった」(福島地検)などとし、震災当日の3月11日から16日にかけ、警察の施設に勾留中だった容疑者ら計58人(福島31人、仙台27人)を相次いで釈放した。 しかし、その後、福島地検が釈放した女がコンビニ事務所に侵入し、建造物侵入容疑で現行犯逮捕された。また、福島地検は仙台高検に「軽微な事件の容疑者を釈放した」などと報告していたが、実際には、覚醒剤取締法違反容疑の暴力団組員や強制わいせつ容疑の男が含まれていた。
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