菅首相(民主党代表)の後継を選ぶ民主党代表選をめぐり、海江田経済産業相(62)は18日、出馬を目指す意向を固め、党幹部らに伝えた。 鹿野農相(69)も出馬に必要な党所属国会議員20人以上の推薦を確保し、近く出馬表明する見通しとなり、「ポスト菅」をめぐる動きが本格化してきた。 海江田氏は18日、民主党の輿石東参院議員会長や、旧社会党系グループの赤松広隆元農相らに対し、出馬を目指す意向を伝えた。赤松氏は支持する考えを伝えた。今後、海江田氏は推薦人20人の確保に向け、所属する鳩山前首相グループや、小沢一郎元代表グループなど首相や党執行部に批判的な議員を中心に支持拡大を目指す。 また、鹿野氏を支持する池田元久経済産業副大臣、筒井信隆農林水産副大臣らで作る「鹿野氏に代表選出馬を要請する会」は18日、都内で会合を開き、呼びかけ人が30人に達したことを明らかにした上で、19日に鹿野氏と会談し、正式