ロッテの重光昭夫オーナー代行は2日、千葉市内の球団事務所で取材に応じ、6月にサブロー(現登録名・大村)を巨人に移籍させたトレードについて「生え抜きの選手会長でまずいんじゃないかと思ったが、編成の強い希望だった。今は(判断を)間違えたと思っている」と述べた。 昨季はリーグ3位から日本シリーズを制覇したが、今季は既にBクラスが決定。「昨年、勝ったメンバーが残っていない、異常な状況」と編成を酷評したうえで「呼び戻せる人は呼び戻したい」との意向を示した。 さらに「過去のトレードを見てもウチから出て活躍した選手が多い。もらった選手は中心選手になる感じではなかった」と批判を続けた。【武藤佳正】 【関連記事】 【ロッテ】球団トップ2辞任…生え抜き選手の放出で食い違い 【昨年のCSファイナル】同点適時打を放つサブロー 【昨年の日本シリーズ】左越え本塁打を放つサブロー 【ロッテ】球団新社長に中