宮城県内で10月に開かれる第25回全国健康福祉祭「ねんりんピック宮城・仙台2012」の実行委員会は、全国から訪れる出場選手らの夕食や朝食に提供する料理メニュー10品を創作した。各地の指定宿泊施設に参考にしてもらう。宮城の旬をふんだんに盛り込んでおり、「食材王国」の味覚を全国に発信する。 <「山海の幸」活用> 料理は「松島牡蠣(かき)豆乳蒸し」や「蔵王凍(し)み大根と油麩(ふ)ふかひれあん」「宮城野ポークのソテー仙台味噌(みそ)ソース」など。三陸産のサンマやギンザケを使った料理や、登米地方の郷土料理「はっと」などのメニューもある。 いずれも県仙台地方振興事務所が認定する料理人「みやぎ食材伝道士」の協力を得て考案した。 実行委は県内136カ所の指定宿泊施設に10品のレシピを提供。大会出場者や、付き添いの家族に県内の特産品や旬の食材をアピールする。 大会期間中のオリジナル弁当献立も作成