【ワシントン時事】米紙ワシントン・ポスト(電子版)は27日、安倍晋三首相の靖国神社参拝について「自身の国際的立場と日本の安全保障を弱体化させる恐れが強い挑発行為だ」と非難する社説を掲載した。これで米主要紙の社説は、参拝批判で足並みをそろえた。 ポスト紙は首相に関し、「修正主義者的な歴史解釈で悪名高い」と紹介。首相は現実の政策を大日本帝国時代への郷愁と結び付け、米国との防衛協力の強化といった大義を自らの手で傷つけていると指摘した。
【ニューヨーク時事】潘基文国連事務総長の報道官は27日、安倍晋三首相の靖国神社参拝について声明を出し「過去の緊張がいまだに(北東アジア)地域を悩ませているのは極めて遺憾だ」と懸念を表明した。
韓国、「好機到来」と判断か=安倍首相の「オウンゴール」利用―対米関係改善期待も 時事通信 12月27日(金)18時11分配信 【ソウル時事】韓国政府は、安倍晋三首相の靖国神社参拝を「オウンゴール」とみて、今後の外交に利用する構えだ。直ちに強硬策に出るよりも、国際社会と歩調を合わせて対日圧力を高める戦略が得策と判断しているとみられる。 大統領府は26日、関係閣僚らによる会議を開催し、対応を協議した。27日付の東亜日報によると、会議は、感情的に対応するのではなく、日本の歴史認識への批判を国際社会で高める機会とする方針を決めた。 同紙は、参拝により「やはり日本の歴史認識が(東アジアの対立の)本質」という論理を国際社会に訴える機会が生じたと指摘。「安倍(首相)の失策となり、われわれは実利を得るべきだ」とする大統領府関係者の話を伝えた。 ぎくしゃくしていた米韓関係が改善するとの期待もある。文化
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