[映画.com ニュース] 「二十四時間の情事」「去年マリエンバートで」などで知られるフランスの映画監督アラン・レネが3月1日(現地時間)、パリ市内で死去したとプロデューサーのジャン=ルイ・リビ氏が発表し、仏報道各社が伝えた。91歳だった。 アラン・レネ監督人物情報、作品一覧 レネ監督は1922年生まれ、40〜50年代を中心に短編作を数多く発表し、アニエス・バルダ、クリス・マルケルらとともにヌーベルバーグの左岸派として知られ、ホロコーストとアウシュビッツ収容所の記録をめぐる短編ドキュメンタリー「夜と霧」(55)で世界的な注目を集めた。59年に、エマニュエル・リバ、岡田英次主演で広島で撮影した日仏合作映画「二十四時間の情事」で長編デビュー。アラン・ロブ=グリエが脚本を手がけた「去年マリエンバートで」(61)でべネチア国際映画祭金獅子賞を受賞している。 その後も「スモーキング/ノースモーキ