独旅客機墜落 操縦室、国内は「1人」容認…可能な限り回避、ルールなし 産経新聞 3月28日(土)7時55分配信 フランス南東部のアルプス山中に墜落したドイツの格安航空会社のエアバスA320機で、機長がコックピットを離れた際に、診断書で療養を促されていたことを隠し乗務していた可能性が高い副操縦士が機体を急降下させ事故が起きた可能性が強まっている。国土交通省は今後の対応に向け情報収集を始めたが、実務面での課題もあり、日本の航空会社で操縦室内での常時2人体制の確保が義務付けられるかは不透明だ。 国交省によると、航空法に基づく規則では、機長または副操縦士がトイレなどのため離席する場合のルールを各航空会社が定めるよう求めているが、常に操縦室内に2人が居残るようにするかについての対応は各社で分かれている。 スカイマークは、操縦室内にパイロットが1人だけになることを可能な限り避ける対応をしている。国