FAO推奨「昆虫」を食べてみた コオロギのクッキーに素揚げ、お味は… 産経新聞 3月15日(土)16時45分配信 身近に生息する「昆虫」が、「食糧」として注目されている。高タンパクでビタミン豊富など栄養面で優れている上、飼育に手間がかからないといった点が評価され、各地で専門家によるセミナーが開催。昨年には国連食糧農業機関(FAO)が人口増加に伴い「昆虫食が人類の食に貢献する」という報告書を出している。将来訪れうる「昆虫食時代」を見据え、とにかく実際に食べてみようというイベントが開かれると聞き、参加してみた。(佐々木詩) ■コオロギの素揚げ 先月22日、大阪市鶴見区の市立環境学習センターの一室。親子連れら約50人が、三角巾にマスク、エプロンといういで立ちで集まっていた。テーブルの上に置かれたのは、大きな2つのボウル。1つには黒くつややかにひかるコオロギたち、もう1つのボウルにはゴミムシダ