【AFP=時事】米検索大手グーグル(Google)は、人体内部を「検索」して、がんや心臓病など命にかかわる病気の初期の兆候を見つける方法の研究を進めている。 血糖値を管理、米グーグルがコンタクトレンズを試験開発 同社の特別研究機関「Google X」のライフサイエンス(生命科学)チームは、「ナノ微粒子」を使って血流内での異常を監視し、装着可能なセンサーに発見した兆候を表示させる実験を行っている。 グーグルは、28日に公開した同プロジェクトの解説の中で「これはまだ初期段階の研究だが、見込みのある実験結果がこれまでに数多く得られている。さらに研究を進める方針だ」と述べた。 想定されている応用例はとしては、破裂すると心臓発作や脳卒中を引き起こす危険性がある動脈瘤からの酵素を見つける検査や、外科手術や化学療法を行った後のがん細胞の監視などがある。命にかかわる病気も、早期発見で治療の成功率が劇
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