閑静な住宅街として知られる神戸市東灘区岡本地区で4月以降、住民が野生のイノシシに襲われる被害が相次いでいる。住宅地にイノシシが現れるのは、神戸市民には「普通」の風景だが、今月中旬には、4日連続で買い物袋を持っていた住民らが狙われた。専門家は「本来、臆病なイノシシが餌付けのため人間を怖がらなくなった」と指摘。全国初の条例として市が施行した餌付け禁止条例も機能せず、捕獲もできないとあって、事態が改善するきざしはみえてこない。(小松大騎) ◆買い物袋に迫る 「気が付いたら、大きなイノシシが近くにいた。とても怖かった」 六甲山系の山すそまで住宅街が広がる岡本で、イノシシに遭遇したことのある住民の女性(60)はこう話す。 4月のある夜、歩いて帰宅途中、気配を感じて振り返ると、体長約1メートルのイノシシが買い物袋に近づいてきた。驚いた女性は走って逃げると、イノシシも追走。女性は自宅に駆け込み、
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