仏連続テロからあす１カ月 監視強化に限界 （産経新聞） - Yahoo!ニュース■兵士襲撃の男→直前の尋問で「不問」 【ベルリン＝宮下日出男】犠牲者１７人を出したフランスの連続テロは、最初のテロ発生から７日で１カ月となる。事件後にはイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」が日本人２人を殺害したとする事件も発生し、過激派の脅威が去っていないことを示した。フランスをはじめ欧州は過激派の監視強化などの対策を急ぐが実効性には限界もあり、有効策の模索が続いている。 ◆「同調せねば殺害」 現場の一つとなったパリ東部のユダヤ系食料品店。事件から１カ月近くたっても、壁に銃弾の痕が残る店の前で兵士が警戒に当たっていた。店を取り囲む鉄柵の周りには多くの花束がささげられ、その中には日本政府の献花もあった。 １月７日に週刊紙シャルリー・エブド本社が銃撃され、９日にはこの食料品店で立てこもり事件が発生した。銃撃事件の容疑者２人は国際テロ組織アルカーイダ系組織の指導を受けたと表明し、食料
