2015年2月6日、澎湃新聞網は、国連の子どもの権利委員会(CRC)が4日に発表した報告書で、過激派組織「イスラム国」がイラクやシリアで子どもに対する大規模な殺害と強姦を行い、先天性の精神疾患のある子どもを自爆テロ要員にしていると指摘した。 【その他の写真】 報告は、「イスラム国」が男児を処刑したり、子どもに対して斬首、拷問、生き埋めなどを行っているとし、その証拠を把握したとしている。また、被害者は主に少数民族やキリスト教徒、シーア派のイスラム教徒だというが、一部でスンニ派のイスラム教徒の子どもも被害者となっているという情報もあるという。報告は、国際社会が協力して同地域の子どもたちの基本的人権を保護するべきであると呼びかけている。 同プロジェクトの専門家代表の1人、レナーテ・ウィンター氏は、ロイターの取材に対し、「われわれは知的障害のある子どもが自爆テロ要員にさせられているとの報告も受け