米国人人質死亡と主張＝ヨルダン軍空爆で「イスラム国」―米「裏付ける証拠ない」 （時事通信） - Yahoo!ニュース【アンマン、ワシントン時事】過激組織「イスラム国」は6日、ヨルダン軍のシリア空爆で人質の米国人女性が殺害されたと主張する声明をインターネット上に投稿した。米テロ組織監視団体SITEが伝えた。真偽は不明だが、対イスラム国有志連合に参加するヨルダンと米国の関係悪化を狙ったものとみられる。 ライス米大統領補佐官（国家安全保障担当）は声明について「大変憂慮しているが、現時点ではイスラム国の主張を裏付ける証拠は得ていない。情報を精査し続ける」と述べた。補佐官はまた、イスラム国の蛮行は「世界の団結を高めるだけだ」と指摘し、壊滅に向け有志連合各国と協力を強めていく考えを示した。 ヨルダンのモマニ・メディア担当相は「彼らの犯罪プロパガンダの一環だ」と疑義を唱えた。
