2023-11-25 00:55:06 | 古いPC関係 パソコン黎明期の1980年代初頭、パソコンはBASICインタープリターを搭載しているのが当然みたいな風潮があった。理由は色々あったと予想する。今みたいに無料で手軽に手に入る開発ソフトがなかったとか、ソフトウェア産業が未熟で必要なアプリケーションは自作するしかなかったとか、パソコンのデモンストレーション的な意味合いがあったとか、プログラミングを学習したいというコンピューター入門者の需要を満たすためとか。 海外IBM PCの世界では、IBMはかなり後期の機種までROMにBASICを搭載し続け、PC DOSでその拡張版にあたるAdvanced BASIC(ROM BASICがないと正常に動作しない)を提供した。一方、互換機ではROMにBASICを搭載せず、代わりにMicrosoftのMS-DOSに添付されるスタンドアロンで動作可能なGW-