Chicagoの正式名称が「Windows 95」と発表された。95は1995年、つまり来年のことである。 「Chicago」という開発名称を持つ現行のWindows3.1の次バージョンの正式名称は、Windows4.0と予想されていたが、みごとにマイクロソフトはそれを裏切ってくれた。 古くからコンピュータ業界にいる人にとっては、年号つきのソフトの代名詞といえばFortranである。言語仕様を策定した年号をつけて、Fortran-77などと呼ばれていた。パソコンの世界でも、10年ほど前にマイクロソフトのFortran-80という製品が存在したが、これは別もので80は当時の主流8ビットマイクロプロセッサZ-80から採ったものである。 マイクロソフトがソフトウェアの名称に年号をつけるのは、初めてではない。今年8月にはSQL Serverを、サイベース社の製品との混同を防ぐという理由で、次バージ