身近な人が危篤の時、その人は何もわからないようにみえます。が、実は自分の身の回りで起こっていることすべてを聞き取っているそうなんです。 死に近づいている状態の時、人間の身体ではさまざまなことが起こっています。食べたり飲んだりしたい、という気持ちはなくなり、疲れ、見ることも話すこともできなくなってきます。でも、ほかの機能よりも長く使うことができる感覚があります。それが、聴力です。 以前私が書いた「死ぬ時はどんな感じか」という記事を読み、元看護師の読者が、連絡をくださいました。その元看護師さんは、なぜ死ぬ時の感覚を知っておくことが大切か教えてくれました。 死ぬとき、人間には聴力が最後まで残っているので、危篤状態の人に何を言うか、気を付けてください。そしてその人をどれだけ愛しているかを伝えましょう。雑談はもってのほかです。雑談したい時は、それがが聞こえないように、遠くに行ってください。 ちょっと
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