2014年01月28日 中国官製メディアの報道によると、月探査車「玉兎(ぎょくと)」は制御装置に不具合があり、故障したようだ。技術幹部の話によると、複雑な月面環境は「玉兎」故障の原因であるという。環球時報が伝えた。 報道によると、専門家たちは現在、調査中であるとのこと。中国の宇宙事業が、ここ数年間で事故を経験したのは初めてである。この以前、中国は有人宇宙飛行を数回達成した。 「玉兎」故障は中国ソーシャル・メディアで議論を集めている。人々は政府の公開的な対応を歓迎し、関心をも示している。 中国香港紙「サウスチャイナ・モーニング・ポスト」の25日付の「北京、トラブル有」と題した記事によると、故障した「玉兎」は太陽光で電源をまかない、3ヶ月にわたって月面で科学探査を行う計画であった。 ドイツ航空会社の惑星探査専門家は「中国はいま、月探査車を失う覚悟をしている。憶測だが、月探査車の電池パネルに近い